トップ 2分で読む 岩手周辺で2度の地震、宮城・岐阜・熊本でも小規模な地震(2021/01/02)

岩手周辺で2度の地震、宮城・岐阜・熊本でも小規模な地震(2021/01/02)

2021/01/02は岩手周辺で2度の地震、宮城・岐阜・熊本でも小規模な地震が発生しました。注目は岩手県沖と岩手県沿岸北部における、いずれもM3.7の地震です。最大震度はどちらも 1 と小さなものですが、長らく続いている東北地方の太平洋側における地震活動の活発さは収束する気配を見せません。

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2021/01/02:岩手周辺で2度の地震、岐阜・熊本でも小規模な地震

2021/01/02は岩手周辺で2度の地震、宮城・岐阜・熊本でも小規模な地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/01/02 22:36頃宮城県沖2M4.3約40km38.7, 142.3
2021/01/02 15:35頃岐阜県美濃東部2M2.8約10km35.4, 137.0
2021/01/02 14:51頃岩手県沖1M3.7約40km39.0, 142.3
2021/01/02 09:25頃熊本県熊本地方1M2.4約10km32.7, 130.7
2021/01/02 07:12頃岩手県沿岸北部1M3.7約60km39.8, 141.8

注目は岩手県沖と岩手県沿岸北部における、いずれもM3.7の地震です。最大震度はどちらも 1 と小さなものですが、長らく続いている東北地方の太平洋側における地震活動の活発さは収束する気配を見せません。

政府・地震調査研究推進本部が公開している資料によれば、岩手県を含む太平洋側での今後30年内の地震発生確率で注目すべきポイントがあります。

日本海溝沿いの地震活動の長期評価 概要資料
https://www.jishin.go.jp/main/chousa/19feb_japan_trench/japan_trench_gaiyou2.pdf

超巨大地震:M9.0程度ほぼ0%(東北地方太平洋沖型)
プレート間巨大地震:M7.9程度5〜30%
ひとまわり小さいプレート間地震M7.0〜7.5程度 = 90%程度以上
沈み込んだプレート内の地震M7.0〜7.5程度 = 60〜70%

総合的に見た場合、M7.0〜7.5程度の「ひとまわり小さいプレート間地震」の発生確率が90%以上となっています。東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7〜8クラスの地震が発生する可能性が高いので、備えはしておきましょう。

 

東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。

 

日本には世界に16枚しかないプレートのうち4枚が存在し、その境界において活発な地殻活動が継続している場所に国土が位置しています。そして国内各地で楽しめる温泉や農作物を育む豊かな土壌が形成されたのは、こうした活発な地殻活動に由来する要素でもあります。

 

日本に住む以上、地震や噴火とは否応なしに付き合わざるを得ない現実を、どう受け止め乗り越えていくのか。大人世代だけでなく、子・孫の世代も含めて大局的に考えて対策を講じていく段階に入っていると言えるでしょう。

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