トップ 2分で読む 北海道沖でM5.6、宮古島沖でM4.9、高知でも小規模な地震が発生(2021/1/11〜1/12)

北海道沖でM5.6、宮古島沖でM4.9、高知でも小規模な地震が発生(2021/1/11〜1/12)

2021/1/11〜1/12にかけて北海道沖でM5.6(深さ240km)、宮古島沖でM4.9(深さ150km)、高知でも小規模な地震が発生しました。北海道の千島海溝沿いにおける地震は発生頻度が高めですが、今回の震源となった北海道西方沖はあまり地震が起きない震源域です。

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2021/1/11〜1/12:北海道沖でM5.6、宮古島沖でM4.9、高知でも小規模な地震が発生

2021/1/11〜1/12にかけて北海道沖でM5.6(深さ240km)、宮古島沖でM4.9(深さ150km)、高知でも小規模な地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/01/12 11:40頃北海道西方沖2M5.6約240km43.6, 140.0
2021/01/12 11:07頃高知県西部1M2.8約30km33.0, 132.7
2021/01/11 09:25頃宮古島北西沖1M4.9約150km25.7, 124.4

北海道の千島海溝沿いにおける地震は発生頻度が高めですが、今回の震源となった北海道西方沖はあまり地震が起きない震源域です。
ではここで北海道西方沖における過去10年程度の有感地震の発生記録を見てみます。

【北海道西方沖を震源とする過去10年の地震】
発生日時最大震度マグニチュード深さ北緯, 東経
2021/01/12 11:40頃25.6約240km43.6, 140.0
2018/07/10 21:41頃11.6約9km44.3, 141.6
2018/04/12 16:56頃15.0約230km43.6, 139.6
2017/10/22 03:38頃24.7約10km44.0, 140.8
2017/09/18 00:31頃13.7約10km44.0, 140.8
2016/12/08 19:58頃24.4約10km43.5, 140.7
2016/09/29 10:24頃13.6約10km43.8, 140.6

過去10年で見ると2016/09/29がもっとも古い記録となります。過去20年で見た場合、2016年からさらに2009/02/19まで遡ることになります。

2017年12月の政府地震調査委の発表では、北海道の根室沖を中心に今後30年内にM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、仮に発生した場合は沿岸部に20m以上の大津波が押し寄せる可能性があるという予想です。

 

北海道沖を中心とする地震に関しては、発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。

 

自然災害の発生可能性を確率論で見る場合、確率が小さければなんとなく安心・大きければ不安という気持ちになりがちですが、確率論だけに実際にどのエリアにどの程度の被害が起きるかは起きてみなければわかりません。

 

これはいわゆる「ハザードマップ」などにも言えることで、ご自身がお住まいの地域がハザードマップ上では大きな被害が無いか、被害が小さいとされる場所になっていることによって「正常性バイアス」が働き、実際には命に関わる危険性が生じているのに逃げ遅れるという状況にもなりかねません。

 

とにかく災害時にはできるだけ正確な情報に耳を傾け、少しでも自分や家族に危険が生じそうな場合は先手を打って避難などの行動に移ることが重要です。また、備災・防災用品の準備と使い方の確認や備蓄用の水・食料などの確保は何もない平時におこなっておきましょう。いざ大きな地震が起きた後では必要な物資を十分に確保できなくなります

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