トップ 2分で読む バヌアツ諸島でM7.2、沖縄・宮城でM4クラス、石川能登でM2.5(2021/10/1〜10/2)

バヌアツ諸島でM7.2、沖縄・宮城でM4クラス、石川能登でM2.5(2021/10/1〜10/2)

2021/10/1〜10/2にかけて、バヌアツ諸島でM7.2、沖縄・宮城でM4クラス、石川能登でM2.5の地震がありました。ネット上では時おり「バヌアツの法則」などと表現される「南太平洋地域で巨大地震が発生した2週間後くらいに日本でも大地震が起きる」といったネタが話題となりますが、巨大地震の連動性そのものについては現在のところ科学的根拠はありません。

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2021/10/1〜10/2:バヌアツ諸島でM7.2、沖縄・宮城でM4クラス、石川能登でM2.5

2021/10/1〜10/2にかけて、バヌアツ諸島でM7.2、沖縄・宮城でM4クラス、石川能登でM2.5の地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/10/02 15:29頃南太平洋(バヌアツ諸島)M7.2約490km-20.9, 174.9
2021/10/02 13:01頃宮城県沖2M4.2約30km38.5, 142.2
2021/10/01 22:33頃沖縄本島近海1M4.0約40km26.8, 128.6
2021/10/01 02:32頃石川県能登地方1M2.5約10km37.5, 137.3

注目は南太平洋・バヌアツ諸島でのM7.2の深発地震。南太平洋ではM7以上の大地震が比較的高い頻度で発生し、震源の深さも深い傾向が強めです。

 

日本を含む環太平洋火山帯としてはバヌアツ諸島などの南太平洋地域やフィリピン・インドネシアなどの東南アジアもつながっており、さらに西側を見れば南米や北米の太平洋側、アラスカなども環太平洋火山帯に含まれます。

 

この地球上で発生する地震の約90%が環太平洋火山帯で発生、活火山の75%もこの範囲に点在しており、環太平洋火山帯の成因はプレート・テクトニクス理論における岩盤間の相互作用によるものとのこと。

「赤道を超え日本から遠く離れた地域での地震だから日本には無関係だろう」というわけではありません。周囲が約4万kmという途方もなく大きな「蹄鉄状」の環太平洋火山帯ですが、1つの巨大な地殻下活動体とも言え、日本における地震や火山活動にも影響が考えられます。

 

同じ環太平洋火山帯に属する国としての日本でも改めて大きな地震が発生する可能性がゼロでは無いため、今後の情報には注意してください。

ネット上では時おり「バヌアツの法則」などと表現される「南太平洋地域で巨大地震が発生した2週間後くらいに日本でも大地震が起きる」といったネタが話題となりますが、巨大地震の連動性そのものについては現在のところ科学的根拠はありません

 

ただ環太平洋火山帯の南側であるバヌアツ諸島を含むこのあたり(フィリピン〜インドネシア〜バヌアツ諸島・フィジー諸島など)は、基本的にM7以上の大きな地震が頻発する「大地震の巣」とも呼べる領域でもあり、M7規模の地震は珍しくないのも事実です。

 

長期的な地震研究の結果、巨大地震の連動性などに今後何らかの科学的な知見が得られる可能性も無くはないでしょう。過去の国内の震災級大地震に関しても、大半は予知予測できていません。
「現時点では科学的根拠が無いから今後も発生しない」と断定するのはそれはそれでリスクと捉えることもできます

 

ともあれ「バヌアツの法則」というネット上のネタを信じる必要はありませんが、それとは別に海外で大きな地震が起きた場合は「備えるキッカケ」として備蓄・防災用品や避難経路などの確認をおこなってみてください。

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