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【熊本】熊本県熊本地方で震度5弱・M4.4の地震(2019/01/26)

2019年1月26日の14時16分頃、熊本県熊本地方で震度5弱・M4.4の地震がありました。震源の位置は「北緯:33.0・東経:130.6」となりますが、ほぼ同じ位置で震度6弱・M5.0という大きな地震が1月3日にも起きています。 1/3の地震に関する気象庁や政府地震調査研究推進本部による発表では、2016年の熊本地震の震源からは北に20km程度ずれており、熊本地震との直接的な関係は無いとのことですので、1/26の地震も同様に見ていいでしょう。 これまでに熊本県熊本地方で起きた震度3以上の地震を見てみると、2018年8月ごろまでは2016年の熊本地震の震源に近い中央構造線沿いで比較的活発に起きており、このあたりには他の断層帯も存在します。 しかし2019年に入ってから1月の大きな地震は2度ともずれた場所で発生しているのが気になりますね。(震度1程度の地震は、2016の熊本地震の震源に近い位置で複数回発生しています) 九州地方での地殻活動の活発化に関しては、2018年は新燃岳や口永良部島などを始めとして火山の噴火が相次ぎましたが、沖縄地方〜熊本県でも体感できる規模の地震が多かったと記憶しています。 九州にお住まいの皆様も、その他の地域の皆様も、備災用品や備蓄品のご用意はぬかりなく。水や食料の備蓄品に関しては、定期的に(たとえば月に1度、日を決めて)もっとも古いものから消費して新しいものを追加する「ローリングストック法」がオススメです。

【熊本】熊本県で震度6弱、M5.0の大きな地震(2019/01/03)

2019年1月3日の18:10頃、熊本県熊本地方で震度6弱・M5.0の大きな地震がありました。 2018年12月18日には鹿児島県の口永良部島で爆発的噴火がありましたが、近年の九州地方では火山活動も活発化しており、今後、同規模の余震が発生する可能性があります。 また、日本全体では年末あたりから中央構造線に沿って直線上に地震が発生していることと、関東地方の太平洋側から東北にかけての地震も活発、北海道と青森県東方沖などでも地震が目立つようになっています。 環太平洋火山帯で見た場合、12月前半ではニューカレドニア付近ではM7.5の大地震が発生、12/22にはインドネシアでクラカタウ火山の爆発的噴火が発生していました。 1つの説として「環太平洋火山帯では震源は時計回りに移動する」という見方があり、今回の熊本での大きな地震もそれに当てはめて見ることができるかもしれません。 可能性として今後、中央構造線などの主要断層帯に沿って別の場所での大きな地震が発生する可能性もありますので、熊本以外にお住まいの皆さんも念のため警戒を。 非常用持ち出し袋や備蓄品のチェックだけでなく、真冬の深夜に避難する場合は寒さ対策や懐中電灯なども欠かせません。使い捨てカイロがあれば避難グッズに含め、ベッドや布団のそばにはスリッパなども。 灯りに関しては、自転車用の取り外し可能なLEDライトなどでも構いません。最善は両手が自由になるヘッドライトです。 避難ルートの確認、スマホの充電なども欠かさずにおこなっておきましょう。 また震災時には停電が発生し、スマホの充電ができなくなる場合があります。 スマホのバッテリーを長持ちさせるには、 ①まずは低消費電力モードにする ②画面の輝度を下げる ③ネットを使う頻度を少なくし通信が必要な時以外は機内モードにする の3つの方法がかなり有効です。災害時だけでなくキャンプや登山などでも活用できる方法です。 スマホ用の地図アプリに関しては、予め地図データをダウンロードしておけばネットが繋がっていなくても使える「MAPS.ME 」をインストールし、行動範囲の地図データをダウンロードしておきましょう。 http://MAPS.ME 備えた上で、何も起きなければそればベストです。