トップ 2分で読む 【全国】日本の沿岸で深海魚である「リュウグウノツカイ」の発見・水揚げ相次ぐ(2019/1〜2)

【全国】日本の沿岸で深海魚である「リュウグウノツカイ」の発見・水揚げ相次ぐ(2019/1〜2)

2019年1月〜2月初旬にかけて、日本の沿岸で深海魚である「リュウグウノツカイ」の発見・水揚げが相次ぎました。この期間に報じられたリュウグウノツカイ発見のニュース記事のリンクを集めてみました。

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2019/1月〜2月初旬:日本の沿岸で深海魚である「リュウグウノツカイ」の発見・水揚げ相次ぐ

2019年1月〜2月初旬にかけて、日本の沿岸で深海魚である「リュウグウノツカイ」の発見・水揚げが相次ぎました。

そこで、この期間のリュウグウノツカイ発見のニュース記事のリンクを集めてみました。

画像出典:Wikipedia 「リュウグウノツカイ」より、1996年にアメリカ西海岸に漂着した個体

 

【2月1日:富山県】
富山湾の定置網二カ所で、リュウグウノツカイが一匹ずつ発見。
富山湾では1月19日にも新湊沖と滑川市の海岸で1匹ずつ見つかったばかり。
・中日新聞より『リュウグウノツカイ 続々確認 富山湾で2匹 魚津水族館「海水温に変化か」
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【1月31日:石川県】
石川県七尾市沖で、定置網にダイオウイカとリュウグウノツカイが掛かる。
ダイオウイカは全長3m22cm、リュウグウノツカイは全長3m84cm。
・広島ホームテレビより『“ダイオウ”“リュウグウ” 3メートル超が同時に
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【1月30日:鳥取県】
鳥取県境港市の境漁港で、ダイオウイカ1匹が水揚げ。
体長は7~8メートルと推測される。
・産経新聞より『体長7~8メートル、ダイオウイカ水揚げ 鳥取
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【1月28日:沖縄県】
読谷村の都屋漁港から約2.5kmの沖合に設置した大型定置網に、「リュウグウノツカイ」2匹が生きたまま水揚げ。
体長4メートルと3.6メートルの2匹。
・琉球新報より『読谷漁師「初めて見た!」 幻の深海魚・リュウグウノツカイ水揚げ
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【1月23日:兵庫県】
兵庫県豊岡市竹野町の海岸に近い定置網にリュウグウノツカイが掛かる。水揚げの時は死んでいた。
体長4メートル42センチ、重さ32キロ。
・産経新聞より『深海魚「リュウグウノツカイ」、豊岡沖で捕獲 城崎マリンワールドで冷凍標本公開へ
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【1月14日:京都府】
京都府舞鶴市の海に仕掛けられた定置網に、リュウグウノツカイが生きたままかかっているのが見つかり水揚げ。
体長が3メートル50センチほど。
・ABCニュースより『ギョッ!?体長3.5メートルの深海魚が網にかかる
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従来、リュウグウノツカイなどの深海魚の沿岸での発見や、いわゆる地震雲などの出現に関しては「大地震の前兆」と言われ、過去の大震災の前にもあったと言われていますが、現在までのところ、こうした「宏観異常現象」は地震予知には繋がらないというのが結論です。

科学的に信頼できるだけの根拠が無く、また統計的にも論拠に値するだけのデータの積み重ねが無いというのが理由です。

とは言え、政府系機関の「国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)」による公開資料

地震時の宏観異常情報収集 ・処理システムの試験運用結果 とその課題

では、宏観現象に関する情報収集をおこなうシステムを試験運用したことが記載されており、国としても地震予知の一貫として調査はおこなってきたようです。

歴史上の資料では各地で過去の大きな災害の前兆として、自然における異常現象や動物の異常行動などの記録が残されています。
科学的に根拠が無いとは言え「備えるためのキッカケ」としては十分活用できるのではないでしょうか。

日本海側では地震が少ない印象がありますが、

2007年:新潟県中越沖地震(新潟県中越地方沖でM6.8)
1993年:北海道南西沖地震(北海道沖の日本海でM7.8)
1964年:新潟地震(新潟県の粟島南方沖でM7.5)

などの大きな被害を出した地震が発生しています。
リュウグウノツカイ水揚げなどのニュースなどがあったら、備災・防災用品や備蓄品のチェックや家族との連絡手段や避難ルートなどの確認をおこなうキッカケにしてみてはいかがでしょうか。

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