2022/09/19:山口沖でM4.6、福島沖でM4.3、宮城沖でM4.0、石川能登でもM3.2の地震発生
2022/09/19は山口沖でM4.6、福島沖でM4.3、宮城沖でM4.0、石川能登でもM3.2の地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)
発生日時 | 震源 | 震度 | 規模 | 深さ | 北緯, 東経 |
---|---|---|---|---|---|
2022/09/19 20:40頃 | 山口県北西沖 | 1 | M4.6 | 約10km | 35.4, 131.0 |
2022/09/19 10:57頃 | 石川県能登地方 | 1 | M3.2 | 約10km | 37.5, 137.2 |
2022/09/19 08:50頃 | 福島県沖 | 2 | M4.3 | 約50km | 37.7, 141.6 |
2022/09/19 03:12頃 | 宮城県沖 | 2 | M4.0 | 約40km | 38.3, 142.2 |
注目は山口県北西沖。台風14号通過という状況で半年ぶりの有感地震となりました。伝承的に台風と地震の関連性が言われることがありますが、可能性を感じる地震の1つとなりました。
気になる揺れの地震が起きた場合は収まったからといって油断せず、万が一に備えて家族で最低限1週間は孤立しても何とか生活できるようにしておきましょう。
水や食料、モバイルバッテリー・懐中電灯・携帯ラジオなどに意識が行きがちですが、極めて重要な備えが「トイレ対策」です。簡易トイレはしっかりと備え、何もない平時に実際に使って処理方法を把握しておくことをオススメします。
女性・高齢者・乳幼児に合った備えも必要ですし、特に備蓄食料に関してはアレルギーのある方は必ず自分で備蓄しておく必要があります。避難所で配布される食料には、アレルギー表示は無い場合もあるからです。
南海トラフ巨大地震にせよ首都直下地震にせよ「秒読み」と言われて何年(数十年)も経ちますが、むしろ他の、今までノーチェックだった場所での大きな地震が数年おきに発生するなど目立つようになってきました。
「そろそろ巨大地震が来そうだから備える」という意識は長くは維持できません。むしろ日常生活の中で、地震などの大災害が起きて電気・ガス・水道などが止まっても命さえ無事なら1〜2週間は生活を維持するための備えを普段から組み込んでおくことが重要でしょう。そして事前に備える「備災」が、いざ大きな地震が起きた際の「減災」につながります。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
【父島近海】
2022/09/19 23:28頃, 震度1, M4.4, ごく浅い, 北緯:26.9, 東経:141.6