トップ 2分で読む 能登半島地震の震源域での余震は収束傾向、岩手南部・福島沖でも小規模な地震(2024/01/07)

能登半島地震の震源域での余震は収束傾向、岩手南部・福島沖でも小規模な地震(2024/01/07)

2024/01/07は能登半島地震の震源域での余震は収束傾向、岩手南部・福島沖でも小規模な地震が発生。被災地での救助や支援の規模・範囲拡大が難しい現状が続いています。平野部が被災した熊本地震と違い、半島で山地が多く陸路が寸断されている地理的事情も大きな要因です。自衛隊は活動可能エリアの拡大に応じて人員増強という手段を取らざるを得ません。

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2024/01/07:能登半島地震の震源域での余震は収束傾向、岩手南部・福島沖でも小規模な地震

2024/01/07は能登半島地震の震源域での余震は収束傾向、岩手南部・福島沖でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2024/01/07 22:31頃能登半島沖1M2.4約10km37.1, 136.7
2024/01/07 22:13頃能登半島沖1M2.0約10km37.2, 136.6
2024/01/07 22:05頃石川県能登地方2M3.2約10km37.4, 137.1
2024/01/07 21:41頃石川県能登地方1M3.1約10km37.2, 136.7
2024/01/07 21:38頃石川県能登地方4M4.7約10km37.2, 136.8
2024/01/07 21:32頃石川県能登地方2M3.1約10km37.4, 136.9
2024/01/07 18:38頃石川県能登地方2M2.9ごく浅い37.2, 136.8
2024/01/07 16:06頃石川県能登地方1M2.2約10km37.2, 136.7
2024/01/07 15:26頃石川県能登地方4M4.5約10km37.2, 136.7
2024/01/07 15:21頃石川県能登地方1M3.2約10km37.2, 136.7
2024/01/07 14:48頃能登半島沖1M3.0約10km37.4, 136.8
2024/01/07 14:38頃石川県能登地方4M4.5約10km37.5, 137.3
2024/01/07 13:39頃石川県能登地方2M3.2約10km37.4, 137.0
2024/01/07 11:19頃能登半島沖1M3.4約10km37.1, 136.7
2024/01/07 10:09頃石川県能登地方1M2.7約10km37.4, 137.0
2024/01/07 09:02頃石川県能登地方1M2.3ごく浅い37.4, 136.9
2024/01/07 08:44頃石川県能登地方1M3.0約10km37.4, 137.0
2024/01/07 07:38頃能登半島沖3M3.4約10km37.2, 136.6
2024/01/07 06:57頃石川県能登地方2M3.2約10km37.3, 136.8
2024/01/07 06:05頃石川県能登地方1M3.0約10km37.2, 136.7
2024/01/07 06:04頃石川県能登地方1M2.8約10km37.2, 136.8
2024/01/07 05:54頃石川県能登地方1M2.9ごく浅い37.2, 136.8
2024/01/07 05:26頃石川県能登地方2M3.4約10km37.3, 136.9
2024/01/07 05:19頃石川県能登地方1M3.7約10km37.5, 137.3
2024/01/07 05:18頃石川県能登地方2M3.2約10km37.5, 137.3
2024/01/07 03:00頃能登半島沖1M2.2約10km37.2, 136.6
2024/01/07 02:46頃福島県沖1M3.6約50km37.1, 141.4
2024/01/07 02:05頃能登半島沖2M2.6約10km37.1, 136.6
2024/01/07 02:03頃石川県能登地方1M2.5約10km37.4, 136.9
2024/01/07 01:34頃能登半島沖1M2.7約10km37.2, 136.6
2024/01/07 01:12頃石川県能登地方2M3.2約10km37.4, 137.0
2024/01/07 01:08頃能登半島沖1M2.2約10km37.2, 136.6
2024/01/07 00:57頃能登半島沖3M3.3約10km37.2, 136.6
2024/01/07 00:09頃岩手県内陸南部1M2.9約90km38.8, 141.2

被災地での救助や支援の規模・範囲拡大が難しい現状が続いています。平野部が被災した熊本地震と違い、半島で山地が多く陸路が寸断されている地域事情も大きな要因です。自衛隊は活動可能エリアの拡大に応じて人員増強という手段を取らざるを得ません。
とは言え発災から一週間、救助・支援の迅速な拡大が望まれます。

 

他の地域も他人事では有りません。南海トラフ巨大地震、首都直下地震、北海道根室沖巨大地震など、想定される震災は複数あります。気になる揺れの地震が起きた場合は収まったからといって油断せず、万が一に備えて家族で最低限1週間は孤立しても何とか生活できるようにしておきましょう。

 

水や食料、モバイルバッテリー・懐中電灯・携帯ラジオなどに意識が行きがちですが、極めて重要な備えが「トイレ対策」です。
簡易トイレはしっかりと備え、何もない平時に実際に使って処理方法を把握しておくことをオススメします。

女性・高齢者・乳幼児に合った備えも必要ですし、特に備蓄食料に関してはアレルギーのある方は必ず自分で備蓄しておく必要があります。避難所で配布される食料には、アレルギー表示は無い場合もあるからです。

 

南海トラフ巨大地震にせよ首都直下地震にせよ「秒読み」と言われて何年(数十年)も経ちますが、むしろ他の、今までノーチェックだった場所での大きな地震が数年おきに発生するなど目立つようになってきました。

 

「そろそろ巨大地震が来そうだから備える」という意識は長くは維持できません。むしろ日常生活の中で、地震などの大災害が起きて電気・ガス・水道などが止まっても命(と自宅)が無事なら1〜2週間はできるかぎり自力で生活を維持するための備えを普段から生活に組み込んでおくことが重要でしょう。そして事前に備える「備災」が、いざ大きな地震が起きた際の「減災」につながります。

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