今回は「普段メシ」、便利な「カット野菜」と焼き鳥の缶詰を使った肉野菜炒め。カット野菜を冷蔵庫に常備してあるご家庭も多いかと思います。焼き鳥缶も「長期保存可能な肉類」として見ると実に優秀な食材です。
この2つを組み合わせると、あっという間に美味しい肉野菜炒めに大変身。野菜も肉も含めて材料を切る必要は無く、必要なものをすべてラージメスティンにぶっ込んで「振り炒め」をするだけの超カンタン備災メシ。冷蔵庫にストックがある場合の被災時なら、初日の冷蔵庫整理としてもピッタリ。
・「ラージメスティン」
・「レギュレータストーブ・SOTO ST-310」
・カット野菜ミックス(大1袋)
・おろしショウガ(桃屋のきざみしょうが:好みの量)
・焼鳥の缶詰め(2缶)
・炒め油少々、塩コショウ少々
ネット上ではよく「カット野菜は消毒殺菌のための薬品漬けになっていて危険」という話を目にしますが、衛生管理された工場で作られるカット野菜は、すでに多くのレストランチェーンやファストフードなどの外食産業やスーパーやデパ地下のお惣菜にも活用され、明確な安全性基準もあり衛生面や健康面での影響についても十分安全性が保証された実績のある素材です。
特にサラダ用などは生食が前提ですので、その安全性については十分担保されているものです。それこそ畑で採れたての野菜を十分に洗浄せず、土が多少残ったまま食べてしまうほうがよほど危険というもの。
水道水を直接飲むことができるこの日本の食品衛生に関する安全性については、世界でもトップクラスの基準と実績があります。カット野菜も安心して使ってみましょう。それでも「どうしても気になる」というのであれば、日々の食事には通常の生鮮野菜を使用し、カット野菜は忙しい時などに使うなど工夫すればいいでしょう。
焼き鳥缶については「いわゆる缶詰の焼き鳥の風味」という点が気になるかたもいるかもしれませんが、おろしショウガと併せることでその風味を和らげることができるのでオススメです。