みんな大好き「インスタントラーメン」。日本で生まれた世界的食文化の1つです。今や世界各国で様々にその国の食生活に合わせた味わいの製品が販売され、とりわけ発祥の地である日本国内でのバラエティ豊かな商品ラインナップには目を見張るものがあります。
長期保存が効き、お湯さえあればいつでも温かい食事を取ることが出来るインスタントラーメン。ただ、そのままでは炭水化物のみの食事に偏ってしまいます。そこで活用したいのが同じく長期保存が可能な「乾燥野菜」と「乾燥カットわかめ」の2つ。被災時の食事でインスタントラーメンが続いてしまうような状況になっても、この2点があればその分の栄養バランスと食物繊維を補うことができます。
・「山クッカー角形3の大鍋」
・「レギュレータストーブ・SOTO ST-310」
・乾燥野菜を戻すための器
・インスタントラーメン(1袋)
・水(ラーメン規定量か、気持ち少なめ)
・乾燥野菜
・乾燥カットわかめ
・乾燥野菜類を戻す水またはお湯(お湯推奨)
被災時用の備蓄品としてインスタントラーメンを準備しているご家庭も多いと思いますが、被災状況によっては不便な生活が長期化する可能性が十分あります。食事の質はなるべく下げないようにしたいものです。東日本大震災や熊本地震などの例を見ても、食事がインスタントラーメンやカップラーメン、オニギリや菓子パンなどの炭水化物を中心としたものになりがちなので、備蓄品にこうした「乾燥野菜」や「乾燥カットわかめ」等を準備しておくと、野菜や食物繊維を補うことができます。
乾燥野菜や乾燥カットわかめは小分けすれば嵩張らず携行性も高いので、アウトドア料理や山メシ用の食材としてもオススメです。また、一人暮らしのサラリーマンのかたなどは、忙しい日々の中でつい食事もおろそかになりがち、ついつい食事もコンビニ弁当やインスタントラーメンが続いたりすることもあるでしょう。そんな普段の食事としてインスタントラーメンを利用する際にもこうした乾燥食材を準備しておけば、栄養バランスが補えるというもの。ぜひ活用してみてください。