2018/09/06:北海道胆振東部地震の震源付近の断層
2018年9月6日早朝に北海道胆振地方で発生した地震の震源域と、近い断層帯である石狩低地東縁断層、そして千島海溝で想定される巨大地震の想定震源域をプロットしてみました(精度はザックリです)。
石狩低地東縁断層の南端と千島海溝の想定震源域はこうしてみると近い印象です。連動しないことを祈るばかりです。
ただ近年の大きな地震の発生状況を考えた場合、今朝の北海道の地震と今年6月に起きた大阪北部地震とでは、長期評価でも発生確率はほぼ「ゼロ%」でした。
2016年の熊本地震に関しても、それまでまったくと言っていいほど地震とは縁がなかった場所が震源となりました。
近年、南海トラフ巨大地震の発生予測においても「科学的に高確度な予測は困難」という結論が出たことからも判るように、予測だけには頼れません。
いつどこで起きても、命と住む場所が無事であればその後を乗り切れるように、日頃からの備えが重要です。起きてからでは遅いのです。
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