2018/10/28:ギリシャで連続M5〜6クラス(最大M6.8)
2018年10月26日は、北海道の根室沖、国後島付近で震度3の地震が発生しました。このあたりの震源は、だいたい年に3〜4回程度揺れてますが、根室沖は今後30年内のM9クラスの巨大地震の発生が懸念されている領域の1つ。
またギリシャでもM5〜6級(最大M6.8)の大きめの地震が連続しています。震源はジブリ映画「紅の豚」の舞台となった街のあるアドリア海の北側、イオニア海。
ユーラシアプレート・アフリカプレート・エーゲ海プレートの3つのプレートが接する場所に近く、沈降帯と収束境界の接続地点のように見えます。
平均の深さは概ね10km。現地では停電や崖崩れ、建物被害なども発生、約20cm程度の海面変動も観測されているとのこと。
日本や環太平洋火山帯からは遠く離れてはいますが、地殻の動きは地球規模で見る必要があります。
近年、日本ではこれまで地震が無かった場所や断層付近で突然の大地震が発生していたり、環太平洋火山帯の活発化やフランスやドイツ、オーストリアなど従来地震がほとんど無かった場所でも地震が発生していることを考えると、地球規模で地殻の動きが活発化しているとも考えられます。
東日本大震災以降、日本列島では火山活動や地震活動が活発化したという話しを目にしますが、より大きな視点で考えた場合、地球規模で地殻の動きが活発化しているため、日本でも大きな地震が頻発するようになったとも言えるのではないでしょうか。
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