トップ 2分で読む 千葉北東部でM4.4、ほか国内各地でも小規模な地震、ミャンマーでもM7.7(2025/3/27〜3/28)

千葉北東部でM4.4、ほか国内各地でも小規模な地震、ミャンマーでもM7.7(2025/3/27〜3/28)

2025/3/27〜3/28にかけて千葉北東部でM4.4、ほか国内でも複数の有感地震が発生していますが、この日はミャンマー北部でM7.7の大規模地震が発生、タイのバンコクでも建設中のビルが倒壊し多数の行方不明者。発災10分後にもM6.4。数日前はニュージランドでもM7.0が発生しています。

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2025/3/27〜3/28:千葉北東部でM4.4、ほか国内各地でも小規模な地震、ミャンマーでもM7.7

2025/3/27〜3/28にかけて千葉北東部でM4.4、ほか国内各地でも小規模な地震、ミャンマーでもM7.7が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2025/03/28 15:20頃インド付近(ミャンマー)--M7.7約10km22.0, 95.9
2025/03/28 11:35頃熊本県阿蘇地方2M2.5約10km33.0, 131.2
2025/03/28 10:19頃津軽海峡1M3.6約120km41.5, 141.4
2025/03/28 04:41頃石川県能登地方1M2.5約10km37.4, 136.9
2025/03/28 03:50頃千葉県北東部2M4.4約60km35.4, 140.3
2025/03/28 01:01頃宗谷地方北部2M2.8ごく浅い45.2, 141.9
2025/03/27 17:16頃岐阜県美濃中西部2M3.1約10km35.8, 136.9
2025/03/27 11:56頃紀伊水道2M3.4約10km33.9, 134.7

国内でも複数の有感地震が発生していますが、この日はミャンマー北部でM7.7の大規模地震が発生、現地およびタイのバンコクでも建設中のビルが倒壊し多数の行方不明者が出ています。発災から10分後にもM6.4が発生。数日前はニュージランドでもM7.0が発生しています。

 

このような気になる大きな地震が起きた場合、万が一に備えて家族で最低限1週間は孤立しても何とか生活できるよう防災用品や備蓄品などを確認しておきましょう。水や食料、モバイルバッテリー・懐中電灯・携帯ラジオなどに意識が行きがちですが、極めて重要な備えが「トイレ対策」です。
簡易トイレはしっかりと備え、何もない平時に実際に使って処理方法を把握しておくことをオススメします。

 

女性・高齢者・乳幼児に合った備えも必要ですし、特に備蓄食料に関してはアレルギーのある方は必ず自分で備蓄しておく必要があります。避難所で配布される食料には、アレルギー表示は無い場合もあるからです。

南海トラフ巨大地震にせよ首都直下地震にせよ「秒読み」と言われて何年(数十年)も経ちますが、むしろ他の、今までノーチェックだった場所での大きな地震が数年おきに発生するなど目立つようになってきました。

 

「そろそろ巨大地震が来そうだから備える」という意識は長くは維持できません。むしろ日常生活の中で、地震などの大災害が起きて電気・ガス・水道などが止まっても命(と自宅)が無事なら1〜2週間はできるかぎり自力で生活を維持するための備えを普段から生活に組み込んでおくことが重要でしょう。

 

災害の規模が大きいほど、消防や自衛隊・救急や警察などの公助は遅れます。状況が厳しいほど「自助」で凌がざるを得ないことになります。事前に備える「備災」が、いざ大きな地震が起きた際の「減災」につながるのです。

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