トップ 2分で読む 【静岡】静岡県西部、南海トラフ固着域での小規模地震(2018/11/03)

【静岡】静岡県西部、南海トラフ固着域での小規模地震(2018/11/03)

2018年の文化の日の11月3日は、朝6時39分頃に静岡県西部で震度1の小さな地震がありました。10/7の愛知県東部の震度4の震源に近く、前日11/2の紀伊水道の震度4同様、南海トラフの弱い固着域の端あたりです。東海〜四国にかけて弱い固着域が広く大きく存在し、その範囲に強い固着域が点在しています。

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2018/11/03:静岡県西部、南海トラフ固着域での小規模地震

2018年の文化の日・11月3日は、朝6時39分頃に静岡県西部で震度1の小さな地震がありました。

10/7の愛知県東部の震度4の震源に近く、前日11/2の紀伊水道の震度4同様、南海トラフの弱い固着域の端あたりです。

東海〜四国にかけて弱い固着域が広く大きく存在し、その範囲に強い固着域が点在しています。

静岡県東部においては、10月後半でこの領域を含め岐阜・三重・奈良あたりでも地表の高さ・水平方向の変動が大きい傾向が出ているという話もありますので今後も注意が必要です。

静岡ではこれまで東海地震などへの啓蒙や教育が徹底されてきました。抜き打ちで防災訓練が実施されるという話があるほど、小中学校や一般家庭レベルでも国内屈指の地震対策に関する関心の高さを持つ県とも言えます。

余談ですが、固着域といえば9月のニュースで沖縄本島付近の琉球海溝沿いでも固着域が新たに発見され、琉球海溝でも東日本大震災や南海トラフ巨大地震で想定されるレベルの巨大地震が起きる可能性があることが判りました。

琉球海溝沿いの固着域の想定面積は、最小でも沖縄本島の2倍以上と見られます。

沖縄では地震が少ないと思われていますが、沖縄周辺でも地震は活発に起きています。しかし震源は沖の方であることが多いため記録が少なく、過去の大地震に関する記録が残っていないため、見かけ上は地震が起きないと思われています。

沖縄在住のかたも地震は起きないと思わず、可能な範囲の備えをしておいていただきたいところです。

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