2019/06/15:阿蘇山で増加する火山性地震・孤立型微動のグラフ
2ヶ月ぶりの阿蘇山の動向のグラフ化です(火山性地震・孤立型微動)。
4月にお伝えした際は火山性地震は一応の減少傾向にありましたが、増減を繰り返しながらトータルでは増加傾向です。
阿蘇山に関する気象庁公開データを見ると火山性ガスの放出量を含めて長期的に活発化傾向となっています。
特に、2007年あたりは500㌧/日未満だったものが、2016年10月には最大で15000㌧/日と、およそ30倍です。
東日本大震災以降、日本列島の火山や地震の活動が活発化したとはよく言われますが、阿蘇山では2011年はそれ以前にくらべて微増程度。急激に増えたのは2013年後半以降。
また火山性地震と孤立型微動は2018年に入ってから顕著に増加しているようです。
報道が少なくなると関心も薄れがちですが、特に熊本周辺にお住まいの方々は継続的な警戒を。
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