トップ 2分で読む 宮城沖でM4.1、兵庫南西部でM3.0、山梨東部でM2.9の地震(2021/07/12)

宮城沖でM4.1、兵庫南西部でM3.0、山梨東部でM2.9の地震(2021/07/12)

2021/07/12は宮城県沖でM4.1、兵庫県南西部でM3.0、山梨県東部でM2.9の地震が発生。注目は宮城県沖。東日本大震災以降、東北〜関東の太平洋側では活発な地震活動が継続。日本列島は地球上に16枚あるとされるプレートの25%、4枚が重なり合う場所に位置しています。

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2021/07/12:宮城沖でM4.1、兵庫南西部でM3.0、山梨東部でM2.9の地震

2021/07/12は宮城沖でM4.1、兵庫南西部でM3.0、山梨東部でM2.9の地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/07/12 20:25頃宮城県沖1M4.1約50km38.6, 142.0
2021/07/12 11:12頃山梨県東部・富士五湖1M2.9約20km35.5, 139.0
2021/07/12 05:31頃兵庫県南西部2M3.0約10km35.0, 134.8

注目は宮城沖。東日本大震災以降、東北〜関東の太平洋側では活発な地震活動が続いています。

 

日本列島は4枚のプレートが重なり合う場所に存在しており、プレート自体は地球上に16枚あるとされ、そのうちの1/4の境界が日本の下に集中していることになります。

 

また、世界で起きる地震の約10〜15%が日本周辺で発生しており、M6以上に限れば20%が日本で発生。

人体で感じる有感地震は年に1,100回以上発生し、人体で感じないものまで含めれば1日に数百回起きています。日本列島は太平洋の周囲を取り巻く火山帯である「環太平洋火山帯」に含まれますが、この環太平洋火山帯に沿って、ほぼ毎日大きな地震は発生しています。
発生した場所がたまたま日本で地震の規模が大きかった場合に、大きな被害が発生することになります。

 

東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。
また日本で生活する上では、大地震だけを考えるわけにはいきません。

 

・台風被害
・豪雨災害
・火山噴火

 

などの自然災害も多く、近年は特に台風や大雨による土砂災害なども頻発するようになってきました。併せて、各地での火山活動も活発化する傾向にあるため、地震災害と同様に備えていく必要がます。

 

ネット上でもよく「○月○日までにどこそこで大地震が起きる」という噂話しが流れることがありますが、科学的にはそのような予測はほぼ不可能です。そのような話しに一喜一憂せず、日頃からの備えが何よりも重要です。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、日頃からの情報収集と備えが生死を分けることになります。「まだいいや」で済まさず、明日起きても対応できるように、備えだけはしておきましょう。

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