トップ 2分で読む 【沖縄】石垣島近海で最大震度3, M5.2の地震(2019/08/24)

【沖縄】石垣島近海で最大震度3, M5.2の地震(2019/08/24)

2019/08/24は石垣島近海で最大震度3, M5.2の地震がありました。石垣島は奄美大島や沖縄本島と台湾の間に位置していますが、近年および最近はこのあたりでも比較的大きな地震が頻発しています。

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2019/08/24:石垣島近海で最大震度3, M5.2の地震

2019/08/24は石垣島近海で最大震度3, M5.2の地震がありました。
石垣島は奄美大島や沖縄本島と台湾の間に位置していますが、近年および最近はこのあたりでも比較的大きな地震が頻発しています。

ここで、石垣島近海における近年の大きめの地震と、歴史上の大規模地震の発生時期を見てみます。

【石垣島近海における過去10年での大きめの地震】

2019/08/24 08:45頃, M5.2, 最大震度3
2017/04/30 07:41頃, M4.2, 最大震度3
2014/01/09 03:15頃, M5.6, 最大震度4
2010/02/07 15:10頃, M6.6, 最大震度3
2009/08/17 09:06頃, M6.8, 最大震度3

 

【石垣島近海における歴史上の大規模地震】

2002/03/26:石垣島近海  , M7.0, 震度1
1998/05/04:石垣島南方沖 , M7.7, 震度3
1958/03/11:石垣島近海  , M7.2, 震度5
1915/01/06:石垣島北西沖 , M7.4, 震度4
1771/04/24:石垣島南南東沖, M7.4〜8.7, 震度4

特に1771/04/24に起きた地震は八重山地震と呼ばれ、最大震度は4だったものの、この地震が引き起こした津波により先島諸島(特に八重山列島)が大きな被害を受けました。

記録によれば、死者・行方不明者は10,000人以上とされています。
このため、旧暦の明和8年3月10日に起きたこともあり、元号をとって「明和の大津波」とも呼ばれるものです。

地震そのものによる被害は無かったものの、地震により最大遡上高30m程度の津波が発生し、宮古・八重山両列島で死者・行方不明者約12,000人・家屋流失2,000戸以上という惨事になりました。

石垣島では地震によって潮が引いた珊瑚礁に様々な魚介類が残されたため、島民が捕獲しているところに津波が繰り返し襲ってきたと言われます。

地震発生のメカニズムは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込むために生ずる「歪み」が元となって発生した海溝型地震と考えられています。

これほどの津波が起きた原因については、海底で地すべりが起こったという説が最も有力となっていますが、海底調査も行われたものの地すべりの地点は現在でも特定されていません。

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