トップ 2分で読む 【福島】福島県沖で最大震度3, M5.5の地震(2019/08/24)

【福島】福島県沖で最大震度3, M5.5の地震(2019/08/24)

2019/08/24は、福島県沖で最大震度3, M5.5の地震がありました。また、同日は近くの宮城県沖でもM4.5およびM3.9の地震が起きています。福島県沖を含む東北地方の太平洋側では、東日本大震災以降は比較的活発な地震活動が続いています。

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2019/08/24:福島県沖で最大震度3, M5.5の地震

2019/08/24は、福島県沖で最大震度3, M5.5の地震がありました。
また、同日は近くの宮城県沖でもM4.5およびM3.9の地震が起きています。

福島県沖を含む東北地方の太平洋側では、東日本大震災以降は比較的活発な地震活動が続いています。

例えば、福島県沖における最大震度5弱以上の地震をピックアップすると次のようになります。

【福島県沖における東日本大震災以降の最大震度5弱以上の地震】

2019/08/04 19:23頃, M6.4, 最大震度5弱
2017/10/06 23:56頃, M5.9, 最大震度5弱
2017/02/28 16:49頃, M5.7, 最大震度5弱
2016/11/22 05:59頃, M7.4, 最大震度5弱
2013/05/18 14:47頃, M6.0, 最大震度5強
2012/04/01 23:04頃, M5.9, 最大震度5弱
2012/01/23 20:45頃, M5.1, 最大震度5弱
2011/09/29 19:05頃, M5.6, 最大震度5強
2011/08/19 14:36頃, M6.8, 最大震度5弱
2011/08/12 03:22頃, M6.0, 最大震度5弱
2011/07/31 03:54頃, M6.4, 最大震度5強
2011/07/25 03:51頃, M6.2, 最大震度5弱
2011/06/04 01:00頃, M5.6, 最大震度5弱
2011/04/23 00:25頃, M5.6, 最大震度5弱
2011/03/12 22:15頃, M6.0, 最大震度5弱
2011/03/11 17:41頃, M5.8, 最大震度5強

福島県沖における最大震度5強を超える地震は2013年より後では起きていませんが、宮城県沖で見ると意外と最大震度5強以上の大きな地震がそれ以降も起きていることが判ります。

【宮城県沖における、近年の最大震度5強以上の地震】

2015/05/13 06:12頃, M6.8, 最大震度5強
2013/08/04 12:28頃, M6.0, 最大震度5強
2012/08/30 04:05頃, M5.6, 最大震度5強
2011/07/23 13:34頃, M6.5, 最大震度5強
2011/04/07 23:32頃, M7.4, 最大震度6強

東北地方の巨大地震としてすぐに思い起こされる東日本大震災は、北海道〜房総沖にかけて存在する日本海溝沿い、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む部分で発生しましたが、この時に動いたのは宮城沖〜福島沖のみ。

その他の部分が「動き残り・割れ残り」となっている可能性は十分残っており、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内に、M7級の大地震の発生確率がかなり高い予測されています。
(当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています)

東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震は当分発生しないと考えられています。
しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。

一般的に各ご家庭で防災用品として備えられているものは水・食料・懐中電灯などがポピュラーですが、過去の大震災と同程度の地震が起きた際に大きな問題となるのが衛生環境の悪化、特にトイレ問題です。

水・食料を消費すれば、当然ながら「出る」ことになります。
水食料と同じレベルで必要になるのは簡易トイレ。

何もない平時にこそ、簡易トイレを実際に使ったシミュレーションをおこなっておきましょう。
いざそのときになって初めて簡易トイレを持ち出すよりも、予め使い方を把握しておくことが重要です。

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