2020/06/04:北海道,茨城,父島,岐阜,沖縄,トカラ列島近海で小規模な地震
2020/06/04は北海道, 茨城, 父島, 岐阜, 沖縄, トカラ列島近海で小規模な地震がありました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)
【岐阜県飛騨地方】
2020/06/04 22:34頃, 震度1, M3.0, ごく浅い, 北緯:36.3, 東経:137.6
【茨城県南部】
2020/06/04 18:29頃, 震度1, M2.9, 深さ50km, 北緯:36.1, 東経:139.9
【トカラ列島近海】
2020/06/04 17:10頃, 震度2, M2.5, 深さ10km, 北緯:29.6, 東経:129.7
【父島近海】
2020/06/04 15:26頃, 震度1, M5.0, 深さ20km, 北緯:27.9, 東経:141.1
【茨城県沖】
2020/06/04 05:31頃, 震度4, M4.7, 深さ50km, 北緯:36.4, 東経:140.7
【国後島付近】
2020/06/04 02:29頃, 震度1, M3.5, 深さ110km, 北緯:44.0, 東経:146.2
【沖縄本島北西沖】
2020/06/04 01:31頃, 震度2, M4.6, 深さ20km, 北緯:26.9, 東経:126.2
2020/06/04 05:31頃に発生した茨城県沖での地震では、編集部スタッフ宅でもそれなりの揺れを感じました。また気象庁の「緊急地震速報(予報)発表状況」によれば、01:31頃に発生した沖縄本島北西沖におけるM4.6の地震と併せて緊急地震速報の対象にはなったようですが、いずれも警報発表にまでは至らなかったようです。
この日も岐阜・長野の県境で小規模な地震が発生しておりますが、このあたりの震源における一連の群発地震はいったん収束傾向のようです。このあたりは活火山も多いため、火山周辺での群発地震はマグマや地下水の動きで噴火活動にまで至る場合もありますが、一過性の活動で終息する場合も当然あります。
過去の地震データを確認すると大きな地震が起きる前には明瞭な「前震活動」が確認されることがあり、特に東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)においては発生前々日の2011/03/09から三陸沖で群発地震が続きました。また、この時は震災の2週間前にも岐阜県飛騨地方で連続した地震が発生していました。
先日岐阜と長野の県境で発生していた群発地震が、今後発生しうる大地震の前震なのかこのまま確実に収束するのかはまだ判りませんが、少なくとも「大地震が起きるかもしれない」という想定で備えだけはシッカリとしておきましょう。備えた上で何も起きない、というのが現状でベストと言えます。今回もこのまま何もないことを期待したいところです。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
あああああ