トップ 2分で読む 宮城沖M4.2、石川能登M3.5、和歌山北部M3.1、岐阜・島根でも小規模(2021/10/4〜10/5)

宮城沖M4.2、石川能登M3.5、和歌山北部M3.1、岐阜・島根でも小規模(2021/10/4〜10/5)

2021/10/4〜10/5にかけて宮城沖でM4.2、石川能登でM3.5、和歌山北部でM3.1、岐阜飛騨・島根東部でも小規模な地震が発生しました。今回の注目は和歌山県北部のM3.1・最大震度3。和歌山県北部では2021年2月ごろから有感地震の発生頻度が上がっています。

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2021/10/4〜10/5:宮城沖M4.2、石川能登M3.5、和歌山北部M3.1、岐阜・島根でも小規模

2021/10/4〜10/5にかけて宮城沖でM4.2、石川能登でM3.5、和歌山北部でM3.1、岐阜飛騨・島根東部でも小規模な地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/10/05 21:10頃石川県能登地方2M3.5約10km37.5, 137.2
2021/10/05 06:06頃宮城県沖2M4.2約50km38.2, 141.9
2021/10/05 05:51頃島根県東部1M2.8約10km35.1, 133.0
2021/10/05 03:21頃和歌山県北部3M3.1約10km34.0, 135.2
2021/10/04 05:20頃岐阜県飛騨地方1M2.7約10km35.7, 137.1

今回の注目は和歌山県北部のM3.1・最大震度3。和歌山県北部では2021年2月ごろから有感地震の発生頻度が上がっています。またこの震源から北に30km程度離れた和歌山市の紀の川にかかる「六十谷(むそた)水管橋」が崩落し、大規模な断水が発生しています。(地震との関連性は不明です)

 

和歌山県北部は西南日本を九州東部から関東へ横断する世界第一級の断層である「中央構造線」に近く、南海トラフ巨大地震の想定震源域内にも位置しています。このあたりでの地殻の活動は現在も活発に続き「ひずみ」を蓄積し続けていると言われます。

特に、南海トラフにおいて海側プレートと陸側プレートが地下で接し動いている部分にあると見られる「固着域」には、定点的に強く固着している部分と広範囲に渡って弱く固着している部分がありますが、弱い固着域部分では継続的なスロースリップ現象が観測されています。

 

弱い固着部分で破壊が起きるたびに体感できる地震が発生すると考えられますが、気にしておきたいのは沖合にある強い固着域のいくつかです。ここのひずみが限界を迎えて連鎖的に破壊されたときは、より大きな地震が発生する可能性があります。

 

南海トラフ巨大地震の発生時期に関しては、現時点では科学的に確度の高い予測は不可能というのが実情ですが、確率論的には今後30年以内の発生確率は70%、さらに50年以内まで範囲を広げると90%という高い数値となっています。

 

ただし、ネット上の情報に関して特に極端なもの(「X月X日に起きる」という予言的な話し等)については、必ずその情報源が公式なものか、科学的な根拠にもとづいたものかどうかを確認してください。オカルトネタ的なものに関しては「そういう話もある」という程度の受け取り方で構いません。

 

その上で、こうした小規模な地震は「備えのキッカケ」として活用しましょう。他の地域の方も今のうちに改めて防災用品や備蓄品の用意と、ご家族との緊急連絡手段や連絡先・集合場所などを確認しておいてください。
重要なことは「いつ起きるか・どこで起きるか」ではなく「起きたときに備えがあるか」です。防災よりも「備災」を念頭においた行動を。

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