トップ 著者 からの投稿 ITOITO-STYLE 編集部

ITOITO-STYLE 編集部

1960 投稿 0 コメント

【鹿児島】奄美大島近海で相次いだ中規模地震(2019/08/20)

2019/08/20は奄美大島近海でM4.8〜5.1、最大震度3の地震がありました。 奄美大島近海で起きた有感地震は3回、いずれも琉球海溝に沿った場所で深さは10km程度と浅めです。 奄美大島近海における近年での目立った地震をピックアップしてみると次のようになります。 2019/02/10 14:34頃, M4.8, 最大震度4 2019/01/08 10:01頃, M4.4, 最大震度4 2016/01/09 23:12頃, M5.5, 最大震度4 2015/05/22 22:28頃, M5.1, 最大震度5弱 2014/02/02 15:05頃, M4.6, 最大震度4 2013/06/21 16:31頃, M4.6, 最大震度4 2011/12/11 10:22頃, M5.4, 最大震度4 2010/01/07 16:11頃, M4.8,...

【新潟】新潟県下越沖で最大震度3、M4.4の地震(2019/08/18)

2019/08/18、新潟県下越沖で最大震度3、M4.4の地震がありました。ちょうど6/18に最大震度6強、M6.7の地震を引き起こした山形県沖とおおむね同じ震源での地震となります。 新潟県下越沖は2013年〜2018年までの間・山形沖では2011年〜2018年まで、目立った有感地震はほぼなかったと言えます。 もっとも日本海側では地震が少ない印象がありますが、 2007年:新潟県中越沖地震(新潟県中越地方沖でM6.8) 1993年:北海道南西沖地震(北海道沖の日本海でM7.8) 1964年:新潟地震(新潟県の粟島南方沖でM7.5) などの大きな被害を出した地震が発生しています。 地震が起きやすいとされる8月の新月〜満月の期間が終わったばかりですが、8/18は伊豆諸島・硫黄島・台湾付近でM4〜M5、東南アジアのインドネシアでのM4クラス、オーストラリアやニュージーランド付近でM4クラスが発生しています。 来月9/1は関東大震災にちなんだ「防災の日」。今大きな地震が起きていない地域にお住まいの方も、今のうちに備災・防災のための用意をしておきましょう。 特に水・食糧・トイレットペーパー・電池などの消耗品類は、大きな地震が起きてからでは入手しにくくなります。用意をした上で何も起きない、ということが望ましい状況です。 断水すると水洗トイレも使用不能となり、マンションやアパートなどの集合住宅では建物内の下水管が破損していると汲み置いていたお風呂の水などを流すことはできません。 簡易トイレなどは何もない平時にこそ十分な量を備えて、使い方を把握しておきましょう。

【東北】東北地方の太平洋側で相次ぐM4規模の地震(2019/8/14〜8/16)

2019/08/14〜2019/08/16にかけて、東北地方の太平洋側を中心にM4クラスの地震が相次ぎました。 震源は日本海溝沿い、日本海溝の最深部は8020m。これに沿った地震はよく起きており、太平洋プレートが日本列島が乗った北米プレートの下へ沈み込んでいる構造です。 この3日間に着目した地震は次の通り。 ---- 2019/08/16 19:06頃, 茨城県北部, M2.7, 最大震度1 2019/08/15 18:15頃, 十勝沖, M4.3, 最大震度2 2019/08/15 18:07頃, 宮城県沖, M4.5, 最大震度1 2019/08/15 17:52頃, 福島県沖, M4.2, 最大震度2 2019/08/15 15:54頃, 宮城県沖, M4.1, 最大震度2 2019/08/15 15:06頃, 青森県三八上北地方, M4.6,...

【青森】青森県で最大震度4・M5.4の地震(2019/08/15)

2019/08/15、青森県で最大震度4・M5.4の地震がありました。震源は三八上北地方。 ちょうど8/15は満月かつ台風10号が上陸というタイミング、地震が起きやすい条件が揃っていたと見ることもできます。 青森県には「青森湾西岸断層帯」「津軽山地西縁断層帯」「折爪断層」などの断層帯がありますが、それらからは離れた震源のようです。 青森県東方沖では先月から小規模な地震が続いていました。 また、6/18には山形で最大震度6強・M6.8の地震が発生、8/4には福島沖でも最大震度5弱・M6.4の大きな地震が起きたばかり。その後も東北地方の日本海側では小規模な地震が続いています。 8/15の地震の震源の深さが90kmと若干深めなので「これがもし浅かったら何らかの被害が出たのではないか」と考えますが、2016/01/11にも三八上北地方の範囲、折爪断層沿いで最大震度5弱・M4.6の地震が深さ10kmで起きているものの、大きな被害な無かったようです。 昔から満月や新月の時期に地震が起きると言われますが、2016年に東京大学の研究チームによって大潮の時期=満月時に大地震の発生確率が上昇する(大きな潮汐応力が地震を誘発する)という研究結果が出ており、学術雑誌「Nature Geoscience」に掲載されています。 ちょうど台風10号が西日本に上陸していましたが、台風や低気圧が来ると気圧配置が変動して地面を動かし、気象変動の激しい寒冷前線の接近や横断時に地震活動も活発になるとされています。 この台風と地震の因果関係についても、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した国内最大の科学技術情報プラットフォームである「J-STAGE」において学術的資料が公開されています。 台風が多発する時期の新月〜満月の時期は、警戒と備えを強化しておきたいところです。 日常生活に影響を及ぼす災害は大地震だけでなく、台風や大雨による豪雨や土砂災害などにも注意が必要です。 ITOITO-STYLEでは、自然災害による被害や生活への影響が発生しそうな場合に備えて、状況確認に役立つ公共性の高いリンク集として「備災ポータル」をご提供しています。 地震・火山・台風などの状況確認だけでなく、各電力会社の停電情報や公共交通機関の運行情報などへ一括してアクセスできますので、お手持ちのスマホでぜひブックマークしておいてください。

【関東】東京多摩西部・山梨県東部で小規模な地震(2019/8/9〜8/13)

2019/8/9〜8/13にかけて注目した地震は、東京都多摩西部におけるM2.7と山梨県東部・富士五湖付近でのM2.6・M2.9。 東京都多摩西部を震源とする有感地震はかなりの低頻度で発生し、前回目立ったものは約2年前・2017/09/11に震度3, M3.9が起きて以来。 山梨県東部・富士五湖を震源とする有感地震も比較的少なめで、おおむね年に数回程度しか起きません。 これらの震源が4日間程度の間でほぼ同時に動いたようです。 特に山梨県東部・富士五湖を震源とする大きめの地震は少なく、近年における最大震度4以上を観測したものは次の5件程度。 2014/12/11 15:07頃, M4.3, 最大震度4 2012/01/29 16:46頃, M4.7, 最大震度4 2012/01/28 07:43頃, M5.5, 最大震度5弱 2012/01/28 07:39頃, M5.0, 最大震度4 2011/03/15 22:40頃, M4.0, 最大震度4 2012年1月下旬に集中した際に起きたM5.5・最大震度5弱が発生した際は、奈良県〜福島県まで揺れが観測され、この時期はM4.7〜M5.5の規模で、最大震度4〜5弱が3連続しました。 いずれの震源も、南海トラフ巨大地震の想定震源域の東端に掛かるか掛からないかといった位置であり、首都直下型地震の想定震源域の西端あたりに位置します。 ちょうど、駿河トラフ・相模トラフ・糸魚川-静岡構造線の合流ポイント=3つのプレートが重なり合う位置で、富士山や箱根山などの火山が存在することと、周辺には立川断層帯をはじめとした多数の断層が存在します(図に記載した断層は一部です)。 このように関東周辺の構造線と断層帯を図で観てみると、改めて東京を中心とした首都圏が「地震の巣」の周辺に存在しているかがよく解ります。 将来的(今後30年内)に発生が比較的高めの確率で予測されている巨大地震は複数ありますが、予測に関しては ①基本的に様々な仮説を置いた上での推計である ②定量評価できない項目が存在する ③発生確率は低めでも実際に起きた際には甚大な被害を及ぼす事象が発生する可能性もある という点は意識しておくべきでしょう。 また南海トラフ巨大地震に関してはより根本的な問題として、前述した「発生が比較的高めの確率で予測されている」に反する「確度の高い予測が困難」という状況も現実です。 災害を防ぐ観点での「防災」よりも、国・自治体・地域・家庭・個人というすべての粒度で可能なかぎり備えをし、起きた後の被災を減らす「減災」にいかにつなげていくかが重要になっていきます。

【海外】台湾東部で最大震度6・M6.0の地震(2019/08/08)

2019/08/08の早朝、台湾東部・宜蘭県(ぎらんけん)沖で最大震度6級(台湾基準)・M6.0の地震がありました。 その約1.5時間後にも近い震源にて最大震度3級・M4.6の地震が続き、宜蘭県や台北市・新北市でそれぞれ600〜700世帯が停電しているとのこと。 マグニチュードと震源深さに関しては発表機関によりばらつきがあり、 ・台湾気象局発表値  :M6.0 ・日本気象協会発表値 :M6.4 ・米国地質調査所発表値:M5.9 となっています。本記事では台湾気象局の発表値としています。 2日前の2019/08/06にも、花蓮市沖を震源としてM4.5〜4.9規模の地震が発生。 2019/06/04にもM5.5、2019/04/18にもM6.1が起きています。 2019/04/18の地震では、合計17人の方が負傷・台北市内ではビル2棟が傾き、130人以上が避難。 花蓮県の景勝地タロコでは落石が発生し、2人が負傷となっています。 台湾の位置としては、 ・ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界 ・琉球海溝と沖縄トラフの西端 ・マニラ海溝の北端 となっており、日本と同じ環太平洋火山帯に属します。 近年は比較的大きな地震が頻発しており、特に2018/2/6の「台湾花蓮地震」では最大震度7級・M6.4、死者17人・震源地では複数のビルや民家が倒壊するなど大きな被害が発生しました。 台湾にほど近い与那国島でも、大きめの地震が比較的起きやすいことと、琉球海溝と沖縄トラフに挟まれた領域にある沖縄本島付近でも意外と大きな地震が発生します。 近年で目立った沖縄本島付近を震源とする大きな地震は、 ① 2016/09/26 14:19頃, 震度5弱, M5.6, 深さ40km ② 2010/02/27 05:31頃, 震度5弱, M6.9, 深さ10km あたりが挙げられます。折しも2019年8月の新月〜満月期は8/1〜8/15。 昔から満月や新月の時期に地震が起きるとは言い伝えられてきましたが、2016年に東京大学の研究チームによって大潮の時期=満月時に大地震の発生確率が上昇する(大きな潮汐応力が地震を誘発する)という研究結果が出ているようです。 大潮になる時期は月や太陽から地球が受ける重力の影響が大きくなる時期で、そこに地震誘発の因果関係があることを示す研究論文が地球科学に関する様々な観点をカバーする学術雑誌「Nature Geoscience」に掲載されました。 https://www.nature.com/articles/ngeo2796また梅雨が明けて夏本番、秋に向けて台風シーズンに入っています。 台風や低気圧が来ると気圧配置が変動して地面を動かし、気象変動の激しい寒冷前線の接近や横断時に地震活動も活発になるとされています。 この台風と地震の因果関係についても、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した国内最大の科学技術情報プラットフォームである「J-STAGE」において学術的資料が公開されています。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsprs/55/5/55_325/_pdf 同様の研究は米国のマイアミ大学とフロリダ国際大学の研究チームによってもおこなわれており、大地震がおきたいくつかの被災地では地震発生前の4年以内に激しい豪雨を伴う大型熱帯低気圧に見舞われていることを確認しています。 台風が多発する時期の新月〜満月の時期は、警戒と備えを強化しておきたいところです。 日常生活に影響を及ぼす災害は大地震だけでなく、台風や大雨による豪雨や土砂災害などにも注意が必要です。

【愛媛】愛媛県中予で震度2・M3.6の地震(2019/08/07)

2019/08/07に注目した有感地震は、愛媛県中予で発生したM3.6・最大震度2のもの。 南海トラフ巨大地震の想定震源域の範囲内にある震源ではありますが、過去に発生している有感地震は比較的小規模なものに限られます。 近年、愛媛県中予付近で発生した目立った有感地震としては次のようなものがあります。 2017/09/01 16:30頃, 最大震度2, M3.7 2014/12/05 09:53頃, 最大震度1, M2.9 2014/12/02 18:18頃, 最大震度1, M3.5 2014/06/24 03:46頃, 最大震度1, M3.5 2013/07/26 10:33頃, 最大震度2, M3.9 中予地方において最大震度3以上のものやM4以上の規模の地震は起きていません。 ただ、南予地方においては最大震度4のものやM4以上の地震が4〜5年ごとに発生しています。 2019/03/11 15:37頃, 最大震度3, M4.5 2015/07/24 17:53頃, 最大震度4, M4.7 2015/04/08 08:51頃, 最大震度3,...

【東北】福島沖M6.4後、東北地方で続く小規模地震(2019/8/4〜8/6)

2019/08/04、福島県沖で最大震度5弱・M6.4の地震発生後、福島・宮城・岩手の沖合では小規模な地震が続いています。 最大震度は1〜3程度ですが、M3後半〜M4.2。震源の深さは概ね50〜70km前後となっています。 気象庁の発表では、8/4の地震は陸側・海側双方のプレート境界で発生した地震であり、2011年の東日本大震災の余震とのこと。 全体的な余震活動は徐々に収束傾向にあるとは見られていますが、東日本大震災の発生前よりは依然として地震活動は活発です。 人間の感覚的には「8年も経過しているにも関わらず、まだあの地震の余震が起きるのか」と思ってしまいますが、地球の46億年の歴史からすれば8年などほんの一瞬にも満たない時間とも言えます。 東日本大震災は、北海道〜房総沖にかけて存在する日本海溝沿い、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む部分で発生しましたが、この時に動いたのは宮城沖〜福島沖のみです。 その他の部分が「動き残り・割れ残り」となっている可能性は十分残っており、東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内に、M7級の大地震の発生確率がかなり高い予測されています。 (当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています) 東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震はとうぶん発生しないと考えられています。しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。 月に1度くらいは、備災・防災用品や備蓄品の賞味・消費期限を確認してみてください。

【福島・宮城】福島県沖で最大震度5弱・M6.2の地震(2019/08/04)

2019/08/04の19:23頃、福島県沖で最大震度5弱・M6.2の地震がありました。 同日は岩手県沿岸北部で最大震度3・M4.2、新潟県下越沖でも最大震度1・M2.4という小規模な地震が発生しています。 ※8/4 21:00に気象庁から地震の発生場所と規模が更新されています。規模はM6.2→M6.4へ。 今後1週間程度は同程度の規模の余震が発生する可能性があるので、今後の情報には注意してください。2019年8月の新月〜満月期は8/1〜8/15です。 2016年の熊本地震では最初の地震の2日後により大きな本震が発生しています。 真夏の猛暑下では地震による停電は深刻な事態を招く恐れがあり、特に水が無いと人命に関わる場合があります。 最低限でも ・お風呂のバスタブには常に水を張っておく ・地震が無いうちにミネラルウォーターやポリタンクに多めの水を用意しておく (空いているペットボトルやバケツなど何でも構いません) あたりは対応しておきましょう。 また、スマホやモバイルバッテリー・ポータブル電源の充電や、自家用車がある場合はガソリンの補充なども。 自動車はガソリンさえ入っていれば、いざという時には真夏でもクーラーが使えます。 また保冷剤をお持ちの場合は平時から冷凍庫へ常備を。 クーラーボックスがあれば、停電時には保冷剤をすぐにクーラーボックスへ移しましょう。 また病院などでは非常時用の電源が確保されているものですが、一般家庭ではなかなかそうもいきません。CPAPなどの人工呼吸器が必要な患者がいらっしゃるご家庭もあるかと思いますし、無呼吸症候群などの場合にもCPAPが使われます。 ユーザーの場合はCPAPに対応したポータブル電源(できる限り大容量のもの)を備えておくと、不意の停電にも対応できる可能性が上がります。 近年は太陽光で発電・充電できるソーラーチャージャーの人気も高まっていますが、出力60w程度のコンパクトなもので実用的に充電できるものはスマホの充電に使われるモバイルバッテリー程度。(ポータブル電源ではありません) 停電時を考慮すると、基本的に電力使用を前提としない対応策の幅を広げておく必要がありますが、CPAPなどの機器を日常的に使っている場合は、停電時を想定して補助電源を備えておかざるを得ません。 特に真夏の停電は場合によっては健康や命に関わります。 こうしたネットに記載されている情報も参考にしつつ、各自・各ご家庭で緊急時の対応方法は予め検討し、備えは進めておきましょう。 いざ「起きてから」では手遅れになる場合もあります。

【海外】インドネシアでM6.9の大地震(2019/8/2〜8/3)

2019/08/02〜08/03にかけて、インドネシア・バンテン州南西部の沖合でM6.9の大きな地震がありました。 インドネシアの気象気候地球物理学庁は最大3mの津波発生の恐れがあるとして一時津波警報を発令、後に解除となりました。 気象気候地球物理学庁はこの地震の規模をM7.4としているとのこと。(M6.9は米国USGS発表値) この震源では2019/04/09と2019/02/28にもM4.7〜4.9の地震が起きています。 現地の状況としては震源から300km程度離れたインドネシアの首都・ジャカルタでも揺れが観測され、一時は地下鉄が運転を見合わせ。 ジャカルタ中心部のオフィスビルや揺れのあった地域の建物からは避難する人々で一時騒然となったとのこと。 インドネシアでは2019/07/14に東部でM7.3の大きな地震があり、この時期現地ではM4〜5クラスの地震も連続。 報道によれば住民のパニックなども起きています。 また、2019/7/8と2019/01/07にもインドネシアのモルッカ海でM6.9。その後も小規模な余震とみられる地震が続きました。 スラウェシ島北部など一部の地域では約50cmの津波が観測され、北マルク州テルナテ島ではパニック状態も。 2018/12/22にはインドネシア・クラカタウ火山が海底噴火および大規模噴火を起こし、高潮と地滑りによって津波が発生。 これによりジャワ島西部のアニェール付近でも津波被害を受け、少なくとも死者60名・負傷者・行方不明者は合わせて580名以上となりました。 2018/9/28にも、インドネシアのPalu付近でM7.5の大地震が発生し、その後継続的にM5クラスの地震が起きています。 このように、基本的にインドネシア周辺で起きる地震は、規模の大きなものが多い傾向があります。 また、インドネシア→フィリピン→台湾と連続して有感地震が発生。その後は震源が北へ移動しているような動きに見えます。 近年は環太平洋火山帯が活発に動いている印象もあります。日本でも「真夏の大きな地震」に備えるべきでしょう。