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【東北】岩手沖・青森沖でM4クラスが2連続(2019/05/08)

2019/05/08は9:20頃に岩手県沖で最大震度4・M4.4の地震があり、すぐその2分後に青森県東方沖でも最大震度1・M4.3の地震を観測しました。 岩手県沖を震源とする地震は東日本大震災以降は比較的活発で、最大震度5弱以上の大きな地震は東日本大震災当日を含めてこれまで複数回発生しており、特に2015/2/17には最大震度5強・M5.7もありました。 マグニチュード(M)だけで見た場合、2014/7/5にもM5.9の規模のものが発生しています。 また岩手県沖は、最大震度4以上を観測する地震も頻発する震源域となっています。 東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7級の大地震の発生確率がかなり高いとされており、予測される発生確率などは2019/2/26に政府の地震調査委員会によって公表されています。 特に5/8に地震があった岩手県沖(北部)と青森県東方沖では、今後30年内M7.0〜M7.5規模の地震が起きる確率が「90%程度以上」とされており、先にお伝えした北海道沖の千島海溝沿いで起きることが予測されている地震と並んで、起きた際の被害が懸念されます。 (北海道沖の千島海溝沿いとしては、5/8にも択捉島南東沖にてM4.8が起きています) マグニチュードに関連してよく耳にすることで 「小規模な地震が連続すれば、その後に起きるかもしれない大震災規模の地震を引き起こすエネルギーが開放されて、巨大地震は起きにくくなるのではないか?」 という話題があります。 マグニチュードの値による地震の規模の違いですが、マグニチュードが「1」大きくなると、地震のエネルギーは「約30倍」も大きくなるという関係が判っています(厳密には31.6倍)。 例えば、M4.0を「1」としましょう。M5.0〜M7.0を考えると単純計算して M4.0:1 M5.0:約30倍 M6.0:約900倍 M7.0:約27,000倍 となり、M7.0の地震のエネルギーをM4.0の地震で開放しようとしたら、乱暴に言ってM4.0の地震が約27,000回以上起きる必要がある計算になります。 地震が多く起きている場所だから今後想定される巨大地震は規模が軽減されるのではないか?とは考えず、個人レベルでも(可能な範囲ではありますが)備えておくことが必要です。

【東北・北海道】宮城県沖と釧路地方北部で、それぞれ最大震度3(2019/04/25)

2019/04/25は宮城県沖で震度3(M4.3)、釧路地方北部で震度3(M2.3)の地震がありました。 宮城県沖は東日本大震災以降の活動が活発でM3〜4クラスの地震が多く発生します。 釧路地方北部の有感地震は比較的少なく、年によっては有感地震が無いことも。 震源は屈斜路湖付近のようで、ここは日本最大のカルデラです。 余談になりますが、屈斜路湖と言えば特に昭和生まれの方々にとって思い出されるのは、未確認生物と言われる「クッシー」の存在ではないでしょうか。 1970年代〜1980年代あたりに、屈斜路湖で大きな「影」が泳いでいる姿や、湖面を動く波紋などがよく目撃され、何か巨大な水棲生物が居るのではないかと言われ、テレビで調査番組なども組まれました。 ただ、屈斜路湖の水質は酸性が強いため、大型の水棲生物が生息する可能性は無いとされています。 このような酸性の水質のなったのは、1938年(昭和13年)の屈斜路湖地震の影響とされています。この地震で湖底から硫酸塩が噴出したとみられ、水質がpH4前後まで酸性に傾いた結果、魚類はほぼ全滅しました。 現在では水質改善や魚の放流活動などにより、ニジマスやアメマスなど多くの魚が生息できるようになり、スポーツフィッシングが楽しめる湖となっています。 なおこの酸性の水質のため屈斜路湖に漁業権は存在しませんが、ルールとして「北海道内水面漁業調整規則」があります。 一部の釣り人による産卵魚の捕獲や必要以上に釣る行為なども見られるようですが、ルールは守った上で利用したいものですね。

【東北】三陸沖で最大震度2、M5.4の地震(2019/04/23)

2019/04/23は三陸沖で最大震度は2であるもののM5.4の地震がありました。 近くでは4/11にもM6.0の地震が起きています。 三陸沖での有感地震は2018年は例年に比べてやや少ない印象がありましたが、特に東日本大震災の年はM6〜7クラスの大きめの余震が続いていました。 また、東北〜関東にかけての太平洋側では、今後30年内のM9クラスの超巨大地震の発生確率は「0%」であるものの、M7.0〜7.5の大規模な地震が起こる確率は岩手沖や宮城沖で90%以上、茨城沖で80%以上という高い予測値となっています。 前日4/22には同じ環太平洋火山帯のフィリピンでM6.1の地震があり11名の方が亡くなりました。フィリピンでは今後「ビッグワン」と呼ばれるM7.6規模の大地震が発生周期的に懸念されています。 フィリピン周辺も地震活動が活発ですが、マニラ首都圏は全長100km近い断層の上にありますが、この断層は400年周期で動くとされ現在、次の周期が近づいてるとされています。 このビッグワン地震が予測最大規模で起きた場合、最大3万5000人が亡くなり、被災者は数百万人になると見込まれています。 前回の発生は1658年。周期的にはあと40年内に発生する可能性があるということかもしれません。 そして日本でも今後30年内に複数の大地震の発生が懸念されています。 それらの大地震を含めた大きな災害への備えとして近年言われているのが「地域の防災力」というものですが、都道府県や市区町村などの行政任せでは間違いなく足りませんし、発災後の混乱期においては行政だけでなく国レベルでも対応は遅れがちになると考えておくべきです。 その「地域の防災力」を構成するのは、地域に住む個人やご家庭単位での「備災力」です。 まずは備えた方々どうしが連携して生活を維持・再建していく必要があるでしょう。

【東北・関東】東北〜関東の太平洋側で小規模な地震が相次ぐ(2019/03/18)

2019/03/18は、東北〜関東の太平洋側で小規模な地震が相次ぎました。 震源的にはいずれもよく地震が起きており、太平洋プレートが日本列島が乗った北米プレートの下へ沈み込んでいる構造で日本海溝(最深部は8020m)が存在します。 注目したのは午前3時台に千葉県南東沖での3連続。前日である3/17には千葉県東方沖で震度3、M4.2の地震も起きていました。 もっとも、体に感じない規模の地震は日本中で連日多数起きていますので、たまたまこのようなパターンで発生したと言えるでしょう。 それぞれの震源における過去の大きな地震を見てみると、 ---- 千葉県南東沖:2011年02月05日に震度4、M5.2(東日本大震災の1ヶ月前) 茨城県北部:2016年12月28日に震度6弱、M6.3 岩手県沿岸北部:2015年07月10日に震度5弱、M5.7 青森県東方沖:2012年05月24日に震度5強、M6.0 2014年08月10日に震度5弱、M6.1 ---- となるようです。 いずれも近年において大きな地震を起こしている震源であることが判ります。 東北〜関東の日本海溝沿いでは、今後30年内にM7級の大地震の発生確率がかなり高いとされており、当該報道は2019年2月26日に政府の地震調査委員会によって公表されています。 東日本大震災は1000年に1度と言われましたが、確かにM9クラスの巨大地震はとうぶん発生しないと考えられています。しかし、M7〜8クラスのものは今後も複数の発生が予想されています。 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言いますが、何も無い平常な状態が続くとかつての震災の記憶も薄れ、備えもおざなりになりがちです。 月に1度くらいは、備災・防災用品や備蓄品の賞味・消費期限を確認してみてください。

【東北・関東】東日本大震災から8年目の3.11に東北〜関東の太平洋側では微妙な地震が相次ぐ(2019/03/11)

東日本大震災から8年の2019/03/11は、東北〜関東の太平洋側では微妙な地震が相次ぎました。 日本列島周辺では体感しない規模の地震を含めれば、1日あたり数百回規模で地震が起きていますが、有感地震がこのような状況で起きるとつい身構えてしまいます。 この領域(東北〜関東の日本海溝沿い)では今後30年内にM7〜8クラスの地震が発生する可能性が高いので、備えはしておきましょう。 東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖などに。 また、南海トラフ巨大地震の想定震源域においては、高知の沖合に不自然なほど過去に地震が発生していない領域が存在します(南海トラフ自体は年間6.5cm程度動いているにも関わらず)。 ともあれ、日本には世界に16枚しかないプレートのうち4枚が存在し、その境界において活発な地殻活動が継続している場所に位置しています。 そして国内各地で楽しめる温泉や農作物を育む豊かな土壌が形成されたのは、こうした活発な地殻活動に由来する要素でもあります。 日本に住む以上、地震や噴火とは否応なしに付き合わざるを得ない現実を、どう受け止め乗り越えていくのか。 大人世代だけでなく、子・孫の世代も含めて大局的に考えて対策を講じていく段階に入っていると言えるでしょう。