トップ 庶民グルメ 【しょみグル】くら寿司の「糖質オフシリーズ」に大注目!

【しょみグル】くら寿司の「糖質オフシリーズ」に大注目!

お寿司を食べたいダイエッターに朗報!回転寿司業界の「サイドメニュー・キング」と言える「無添くら寿司」、寿司の常識を覆す「シャリを使わない寿司」を含めた、糖質オフ・メニューを一挙リリース!

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「無添くら寿司」と言えば東北から九州・沖縄まで合計410店以上の店舗数(平成29年4月時点)を誇る、皆さんお馴染みの100円皿中心の回転寿司チェーン。回転寿司店でありながら、寿司のみならずバラエティ色豊かなサイドメニューの豊富さが特徴の1つでもあります。完成度の高いラーメンやうどんなどの麺類、イベリコ豚丼やシャリを活用したスパイシーなカレーライス、珈琲&スイーツのカフェ系メニューなどを揃えた「寿司系ファミレス」とも呼べる形態へと進化しており、ラーメンやカレー目当てで来店するお客さんも増えているとか。

そんな「無添くら寿司」から「野菜の日」である8月31日に「糖質オフシリーズ」と銘打ったメニューが登場。シャリの代わりに野菜を使ったにぎり鮨や手巻き寿司である「シャリ野菜」、麺抜きのラーメン「らーめん麺抜き」、ちょっとだけシャリも欲しい派にも嬉しいシャリの量を大幅に少なくした「シャリプチ」などなど。編集部でもメタボが気になるスタッフがさっそく試しに行ってきました。

しょみグル』は「一般庶民のためのグルメ情報」です。お手頃外食から缶詰1個まで、安くて旨くてちょっと楽しい情報を発信しています。

とある店舗。東北から九州・沖縄まで全国に410店舗以上、みなさんのご近所にもあるはず。アメリカや台湾にも店舗展開している「くら寿司」ですが、なぜか北海道には店舗がありません。(2017年4月時点の公式発表から)

企業理念は「食の戦前回帰」、それゆえ店舗で使用する食材には四大添加物うま味調味料人工甘味料合成着色料人工保存料)を一切使用しない「無添」に取り組んでいるので、ブランド名が「無添くら寿司」となっているとのことです。(wikipediaより)

どの店舗の店内も、広めでゆったりとした座席が快適。回転レーン上で運ばれる寿司皿は、くら寿司独自の「鮮度くん」と呼ばれるカプセルで覆われているため衛生的。オーダー品は客側に確実に届く「くらオーダーレーン」があるため、他のお客さんの注文品との取り間違いも無く安心。

また各テーブルに設置されている皿の回収システムは、いわゆるガチャポンカプセルがもらえる「ビッくらポン!」と連動していて5皿投入で1回遊べる仕組み。小さいお子さんに人気です。

糖質オフシリーズのラーメン

「らーめん麺抜き 濃厚味噌(関東)」です。麺抜きなので、実質「濃厚味噌野菜スープ」となっています。商品発売日のくら寿司公式サイトのメニューページには記載がありませんが、店内のオーダーメニューにはトッピング野菜が別途用意されていたので併せて注文。

見まごうこと無く味噌ラーメンの麺抜き。野菜味噌スープです。下の方にチャーシューと煮玉子がありますので、特に煮玉子は崩れぬようにそっと先にいただきます。

別売りオプションのトッピング野菜。こちらは確か100円皿扱いです。麺抜きラーメンのみだとちょっと野菜が足りないかな?と感じた場合用ですが、野菜目的なので編集部的には最初からオーダーしてしまうのがオススメ。ラーメンに入れていただきます。

糖質オフシリーズの「シャリ野菜」

トップバッターは「シャリ野菜 えび」。公式メニューのにぎり欄でもトップに配置されている「売り」メニューです。意外と大ぶりなので女性の方などはひとくちで頬張るのはなかなか難しいかもしれません。

普通ならエビの下にはシャリがあるわけですが、この「糖質オフシリーズ」では一貫してシャリの代わりに大根の酢漬けが使われています。ネタとの相性もよく考えられた味わいになっているというのが第一印象。

「シャリ野菜 ビントロ」と「シャリプチ びんちょう赤身」です(ビンチョウマグロで攻めてみます)。シャリ野菜はシャリ(酢飯)の代わりに大根の酢漬けが使われています。シャリプチはシャリの量を大幅カット。

こちらがシャリの代わりの大根の酢漬け。シャリの代わりとして開発された味は、意外と違和感なくいただけてしまいます。酢漬けと言っても酸味もマイルドでネタにマッチしたバランス。

糖質オフシリーズの「シャリプチ」

こちらは「シャリプチ びんちょう赤身」。1貫ネタを外してみたところです。シャリの量が少ないことが判りますね。

さてここまで来ると、気になるのは通常のニギリメニューのシャリとの違いです。レギュラーメニューのびんちょうニギリをオーダーしてみました。

上が「シャリプチ」、下が通常のびんちょうニギリ。シャリプチはシャリが少ないだけあってネタの両端が皿に垂れています。

そして気になるシャリの量。シャリプチはシャリ量が半分カットという触れ込みですが、これを見る限りは半分以上カットされているように感じます。糖質オフで寿司を食べたい人にはかなり嬉しいシャリの量ではないでしょうか。

ネタのみの比較。上がシャリプチのびんちょう赤身、下が通常ニギリのびんちょうです。こちらは違いはありませんね。

こちらは「シャリプチ とろサーモン」。覗き見るシャリの量はもはや安心の領域。

通常のシャリ量のとろサーモンニギリとの比較。手前がシャリプチ、奥が通常版。やはりシャリプチは圧倒的にシャリの量が少なめ。

ネタのサイズはほぼ変わりなし。

糖質オフシリーズの「シャリ野菜 手巻き」

「シャリ野菜 まぐろ手巻き(39Kcal)」と「シャリ野菜 えびマヨ手巻き(68Kcal)」です。

はみ出るシャリ代わりの大根の酢漬け。少量のタンパク質を繊維質で巻いてかぶりつくのは、なかなか満足感があります。

えびマヨ手巻きをバラしてみました。これだけヘルシーだと、この程度のマヨくらいはむしろ全然ありです。

まとめ

最近の回転寿司業界の勢いと各社の競争には目を見張るものがあり、そのおかげで私たち消費者は美味しいお寿司やハイクオリティなサイドメニューの数々を安く気軽にお腹いっぱい楽しめるようになりました。また、回転寿司は訪日外国人にも人気のファストフード系の和食サービスの1つでもあります。

「魚介類は体に良い」ということで積極的に食べたいものですが、お寿司(にぎり鮨)と言えば客観的に見るとネタに対するシャリの量が多く、日々の食生活で糖質オフを心がけていたりダイエット中の人にはなかなか手が出しにくかったのも事実です。

そういう点では無添くら寿司が今回用意した「糖質オフシリーズ」は、「お寿司を安く手軽にお腹いっぱい食べたいけどダイエットとも両立させたい」という消費者欲求をストレートに満たしてくれるキッカケになるかもしれません。

「シャリの代わりに野菜を使う寿司」は今後大きなジャンルに成長しそうな可能性を秘めており、スタート当初はまだメニュー数としては多くはありませんが今後このあたりの拡充も注目したいところですね。

・・・と、言い訳がましく書いてみましたが結局のところ「罪悪感なくお寿司がたっぷり食べられる!」という点に尽きると思います。気になった方は、ご近所のくら寿司に行ってみましょう!

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