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【永久保存版】枝豆の簡単で絶対にウマい茹で方!

近年は世界的に人気の日本が誇るスナック「枝豆(えだまめ)」。でも美味しく茹でる方法は千差万別で、どの方法を選べばいいのでしょうか?そこでお送りするのが今回の冷めても美味しい「永久保存版・枝豆の簡単で絶対にウマい茹で方」!

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枝豆が美味しいのは、やっぱり夏。色鮮やかに茹で上げた枝豆を肴に、キンキンに冷えたビールやハイボールをグイッとやるのは至福のひとときです。今や枝豆は冷凍食品として通年で手に入るものとなり、チェーン展開している居酒屋のスピードメニューにある枝豆の大半は冷凍解凍品。すぐに食べられて便利ではありますが、やはり美味しいのは生の枝豆を自分で茹でたものですね。

しかし枝豆の茹で方レシピや工程は数多くあります。いくつかピックアップすると、

・茹でる前に塩揉みして産毛を取る?取らない?
・塩味を豆に染み込ませるためにサヤ1つ1つの両端を切る?切らない?
・茹でるときの水の量は最小限?なみなみたっぷり?
・茹でるときに塩は入れる?入れるなら塩の量はどの程度?
・茹でた後に蒸らす?蒸らさない?蒸らすなら湯の中?湯の外?
・茹で上がりに塩を振る?振らない?振るならどのくらい?

・・・などなど。こだわりだすとキリがありません。
本記事では、枝豆大好き人間である編集部スタッフによる数年間に渡る試行錯誤の成果として、

『簡単で面倒なし、しっかり味に仕上がって、冷めても絶対にウマい!』

枝豆の茹で方を大公開。まさに永久保存版です。

しょみグル』は「一般庶民のためのグルメ情報」です。お手頃外食から缶詰1個まで、安くて旨くてちょっと楽しい情報を発信しています。

従来の枝豆の茹で方のおさらいと、永久保存版の茹で方

【従来の茹で方】
①枝豆を用意して、ざっと流水で洗う
②塩もみして産毛を落とす
③塩分が豆に周りやすくなるように、1つ1つのサヤの両端または枝側を切り落とす(やらない人もいる)
④茹でる
⑤仕上げに振り塩をする(やらない人もいる)

↓↓↓

【永久保存版の茹で方】
①枝豆を用意して、ざっと流水で洗う
②茹でる
③仕上げに振り塩をして、寝かせて完成!

どうでしょう?簡単そうですよね!

茹で方のポイント

★産毛は取らない、サヤの両端も切除しない

やってる方も多いと思いますが、面倒ではないですか?塩もみして産毛を取ると言いますが、編集部スタッフ個人的には、食べる時に産毛があっても無くても気になったことはほとんどありません。

また豆のサヤを1つ1つ、両端をハサミで切り落として茹でている際の塩湯が豆に回りやすいようにするといった対策を取っている人も多いと思いますが、枝豆をたっぷり食べたい場合は気が遠くなる作業になります。やめちゃいましょう。

★塩加減が旨さの生命線、酒の肴としてもしっかり味に仕上げる

枝豆を茹でる際の塩については、みなさんもっとも気になるところではないでしょうか。塩の産地にこだわってみたり、ミネラル成分のより多いものを選んでみたり。細かいことは気にしなくていいのです。精製塩だけ避けて、しっかりめの塩加減を目指します。

枝豆を美味しく仕上げる「2×5の法則」!

さていよいよ本題です。枝豆を美味しく茹でる方法の永久保存版たる決定版!
それは「2×5の法則」です。具体的には「2% – 2分 – 2分 – 2% – 2時間」の法則。

・茹でる際に水に溶かす塩の量:水の量の2%
・湯で時間:2分
・蒸らし時間:2分
・茹で上げた後の「振り塩」の量:豆の量の2%
・塩を振ったら2時間以上寝かせる

これを守れば、絶対に旨い枝豆が食べられること間違い無し!
では、さっそく茹でてみましょう!

材料

・枝豆(食べたいだけ・茹でる時点では常温に)
・水:枝豆の重量の4〜5倍
・茹で塩:水の重量の2%(粗塩で可)
・振り塩:枝豆の総重量の2%(粗塩系でもサラ塩系でもどちらでも)

※枝豆が200gなら、水の量は1L・茹で塩20g・振り塩4gです。

下準備

ちょっとだけこだわるとすれば、枝豆はなるべく新鮮なものを用意しましょう。できれば農家の直売の、枝にふさふさと実った状態のものを。スーパーなどの野菜売り場に地産地消コーナーなどがあれば、そこをチェックするのもオススメです。
無ければ、通常の生の枝豆のパックを購入しましょう。冷蔵庫に入れておいてもいいですが、茹でる時点では常温に戻しておいてください。

今回は枝豆をガッツリ400g用意してみました。仕上げに使う「振り塩」は2%で8gとなります。基本は食べきりサイズで用意しましょう。

枝豆を洗う

ザルなどに入れて流水で適当にゴシゴシ洗います。表面の汚れが取れればOKです。この段階で塩を使う必要はありません。

茹でるための塩湯を用意する

2×5の法則で『最初の2』は茹で塩の量、湯量の2%。茹でる際に使う塩を計量します。今回は枝豆400gを用意したので、とりあえず茹でる際に使う水の量は計りやすく枝豆の4倍弱の1.5Lにしてみました。よって、茹で塩の量は1.5L(1500g)の2%で30gです。

鍋に1.5Lの水を入れて湯を沸かし、2%・30gの塩を溶かします。この2%塩湯で茹でると、まず枝豆のサヤ部分に味のベースとなる塩気が染み込むことになります。

枝豆を茹でる

2×5の法則で『二番目の2』は、茹で時間2分。沸騰したら枝豆を入れて(できれば鍋にフタをして)2分茹でます。鮮度の高い枝豆なら2分程度でおおむね食べ頃になります。茹でる前に枝豆が常温に戻っていなければ、もう20秒程度時間を伸ばしても良いでしょう。とりあえず茹で始めて2分経過したら、1つ取り出して味見をしてみてください。生っぽくなくなっていれば、蒸らしに入れます。

茹でた枝豆を蒸らす

2×5の法則で『三番目の2』は、蒸らし時間の2分。枝豆を2分茹でたら、熱が入りすぎないように火から下ろして鍋のまま2分蒸らします(この際、鍋にフタをできればなお良しです)。茹で2分+蒸らし2分で計4分。蒸らしが終わったら、ザルにあけて湯切りします。

茹で上がった枝豆に振り塩をする

2×5の法則で『四番目の2』は、仕上げの振り塩の量、枝豆の量の2%。400g茹でたので8gを用意します。茹で上がった枝豆をザルで湯切りをしてボウルに移したら、熱いうちに「振り塩」を枝豆全体にまんべんなく振ってください。コツは、塩を指先でつまむようにして2〜3回に分けて振ること。1回振るたびにボウルごと枝豆をゆすって豆の上下を入れ替えるようにすると、全体に塩が回ります。

振り塩をした枝豆を2時間寝かせる

2×5の法則で『最後、五番目の2』は、2時間の寝かし時間。枝豆には、塩湯で茹でる際と茹で上がり後の振り塩をしたことでサヤ部分に塩分が染み込んでいますが、茹でたて熱々の状態ではまだ豆にまで到達していません。ここで最低2時間寝かせることで、冷めていくうちに豆に塩気が入って食べごろに。「冷めても美味しい・冷やして美味しい」枝豆の完成です。

もし茹でたて熱々の状態で食べたい場合は、振り塩をした後で豆をクチに放り込んだ直後にサヤごとしゃぶる感じでサヤに染み込んでいる塩分を吸うようにいただいてみてください。枝豆の旨味と甘味は、塩分によって劇的に引き立ちます。

注意点

この「2×5の法則」で仕上げた枝豆は、茹で上がった2時間後に最高の旨さを味わいつつ食べきることを前提としています。このまま翌日あたりまで冷蔵庫で保存したりすると、サヤの中のマメ部分にかなりしっかりと塩気が染みることになるので、その点だけ注意してください。

ただしこの塩気がしっかりと染み込んだ枝豆は、翌日に枝豆の冷製ポタージュなどのスープにするとまた最高に美味しく仕上がるので、編集部スタッフの中にはあえて翌日分を同時に仕込む人間もいます。

まとめ

近年では、海外でも「EDAMAME」で通じる枝豆。英語圏などで「edamame」でネット検索される率も高く、また訪日外国人の間でも日本の居酒屋に入ると枝豆をアペタイザー(前菜)として注文する人が増えているそうです。海外での健康志向に伴う日本食ブームの影響で、枝豆の塩茹でなどの調理方法が簡単なレシピは2000年頃から北米やヨーロッパ圏で食べられるようになっています。
また意外と知らない方もいるかもしれませんが、枝豆は「大豆」を若い未成熟の状態で収穫したものです。そう、枝豆をこのまま成熟させると、あの大豆となって豆腐や納豆などの大豆食品になるわけです。

日本国内では奈良・平安時代にはすでに現在の形で食されていたという記録が残っていて、さらに江戸時代には夏になると枝付きのまま茹でた若い大豆を路上で売る商売をする人たちがおり、庶民はこれを買ってそのまま食べ歩くというまさに「江戸時代のファストフード」と言える存在だったようです。この状態のものを「枝付き豆」や「枝成り豆」と呼んで、現在の「枝豆」の呼び名のルーツとなったとのことです。

枝豆は特にビールなどの酒の肴としてポピュラーですが、枝豆には「メチオニン」と呼ばれる栄養素が含まれ、このメチオニンは体内でアルコールの分解を促進してくれる成分であることはすでに良く知られています。つまり、お酒を飲む時に枝豆を食べることは理にかなっているともいえますね(とは言え、飲み過ぎには注意しましょう)。それ以外にも良質な植物性タンパク質、ダイエットにも良い豊富な繊維質、疲労回復に繋がるビタミンB群、むくみを防止するカリウムなどの有効成分も含まれている枝豆は、旬の時期には積極的に食べたい食材です。

アルコールを嗜まれる方は、もちろん体調に影響が出ない程度に楽しくお酒と枝豆を楽しみましょう。

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