2019/06/19:ニュージーランドでM6.4の地震
2019/06/19にニュージーランドでM6.4の地震がありました。
現地では6/16あたりから最大M7.2規模(6/17)をはじめとした地震が頻発しており、その後、日本でも6/18に山形沖で大きな地震がありました。
南半球のニュージーランドと北半球の日本は離れていると感じますが、環太平洋火山帯の括りでは同じ範囲。
少々気になるのは、通常このあたりで発生する大きな地震は震源が深いことが多い傾向にありますが、ここ数日で発生しているものは震源が10〜43km程度と浅めの傾向にある点です。
日本において近年は、熊本地震・大阪府北部地震・北海道胆振東部地震など、それまで地震は起きない・活断層があっても大規模な地震の発生確率が限りなくゼロに近いと評価されていた場所で、ある日突然に大きな地震が起きるケースが相次いでいます。
東日本大震災は「1000年に一度」と言われましたが、それはM9.0クラスの巨大地震としての1000年に一度。
より規模が小さな地震でも、人命に影響を及ぼす被害を出すものはその後も多数発生しているのが現実です。
ちょうど地震が発生しやすいとされる満月が終わった直後のタイミングでもありますので、日本でも次の地震に警戒と備えが必要です。
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