2019/06/24:伊豆半島東方沖でM4.1・最大震度4の地震
2019/06/24の19:22頃、伊豆半島東方沖でM4.1・最大震度4の地震がありました。
位置は相模トラフの西端、駿河トラフとの境界あたりです。
6/24は千葉県南東沖でもM5.5の地震が起きており、千葉県南東沖は最近地震活動が活発な印象です。
同日インドネシアでもM7.5(深さ220km)が起きていますし、一昨日〜昨日にかけて米国オレゴン州沿岸でM5クラスが連発、数日前には山形沖でM6.8、茨城県北部でM5.2、ニュージーランド付近ケルマディック諸島でM7.2、中国四川省でM5.8など、短期間で多くの規模大きめの地震が環太平洋火山帯を中心とした世界各地で発生。
今後の地震に備えつつ、気象庁発表や各種報道などにも注意してください。
特にこれから梅雨明けして真夏に向かう時期でもあります。
日本では過去に幾度もの大震災を経験してきましたが、唯一、現代において経験が無いのが『真夏の大震災』です。
猛暑・酷暑となった状況下で巨大地震が発生したらどういう状況になるのかはあまり想像したくはありませんが、停電・断水・物流停止、各地で火災や建造物崩壊、土砂崩れ・道路の陥没や損壊などが発生するでしょう。
災害規模が大きいほど国や自治体の対応は滞りますので、自衛隊・消防・レスキュー隊などによる支援が届かない地域も多発することは容易に想像できます。
最終的に、個人・家庭・地域単位で自力で乗り越えて行かざるを得ない状況になることもあり得ますので、この機会に「真夏に大震災が起きた時、自分たちには備えがあるか、何ができるのか、どうすべきか」を考えてみるのも良いかと思います。