2019/6/30〜7/1:東日本の太平洋側で相次ぐM3〜M5クラスの地震
2019/6/30〜7/1にかけて東日本の太平洋側でM3〜M5クラスの有感地震が相次ぎました。震源の位置的には「比較的にいつも起きている場所」という印象が強いのですが、1点、北海道の上川地方南部はやや珍しい位置です。
このあたりでの発生頻度は低く、起きた場合も深さ170〜180km程度の深い場合もあれば、逆に深さ10km程度の浅い場合もあります。
南部ということで断層帯としては「富良野断層帯」が近いでしょうか?
富良野断層帯は長さ27kmの西部と、長さ25kmの東部が存在します。
将来の地震発生の可能性としては、M7.2程度を想定した場合、いずれも発生確率はゼロ%に近い評価です。
富良野断層帯西部の平均活動間隔は約4000年程度、東部に至っては約9000~22000年程度と、かなり長いスパンとなっています。
断層として判明しているものは全国各地で約2000箇所、明確には判明していないものの「隠れ断層」としてはその倍はあるとも言われます。
お住まいの地域から程遠くない場所にも断層はありますので、最寄りの断層を調べて見に行ってみるのもいいかもしれません。
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