トップ 2分で読む トカラ列島で連続地震、和歌山・紀伊水道でも複数の地震(2021/04/13)

トカラ列島で連続地震、和歌山・紀伊水道でも複数の地震(2021/04/13)

2021/04/13はトカラ列島近海で連続地震と、和歌山・紀伊水道でも複数の地震が発生。トカラ列島の群発地震は概ね収束してきましたが、紀伊水道・歌山県南部で複数発生した地震は南海トラフ巨大地震の想定震源域内となっています。先月2月には和歌山県北部でも頻繁に有感地震が発生していました。

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2021/04/13:トカラ列島で連続地震、和歌山・紀伊水道でも複数の地震

2021/04/13はトカラ列島近海で連続地震と、和歌山・紀伊水道でも複数の地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/04/13 20:12頃トカラ列島近海1M2.9約20km29.3, 129.3
2021/04/13 17:37頃和歌山県南部2M3.2約20km33.8, 135.5
2021/04/13 16:54頃和歌山県南部3M4.4約20km33.8, 135.4
2021/04/13 13:09頃紀伊水道2M2.7約10km34.1, 135.1
2021/04/13 12:53頃トカラ列島近海2M3.5約20km29.3, 129.3
2021/04/13 12:03頃トカラ列島近海1M3.1約20km29.3, 129.4
2021/04/13 10:54頃トカラ列島近海3M3.7約20km29.3, 129.3
2021/04/13 06:08頃トカラ列島近海1M3.0約20km29.3, 129.3
2021/04/13 03:32頃トカラ列島近海1M2.3約20km29.5, 129.4

トカラ列島近海で続いていた群発地震は概ね収束してきましたが、紀伊水道・歌山県南部で複数発生した地震は南海トラフ巨大地震の想定震源域内となっています。先月2月には和歌山県北部でも頻繁に有感地震が発生していました。

 

南海トラフに関しては今月も気象庁から定期発表が出ています。

『南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-』
https://www.jma.go.jp/jma/press/2104/07a/nt20210407.html

状況としては

『現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。』

とのこと。やや解りにくい表現ですが『現時点においては巨大地震発生の兆候無し』ということです。

和歌山県内は南海トラフ巨大地震の想定震源域内にも位置しており、このあたりでの地殻の活動は現在も活発に続き「ひずみ」を蓄積し続けていると言われます。

 

特に、南海トラフにおいて海側プレートと陸側プレートが地下で接し動いている部分にあると見られる「固着域」には、定点的に強く固着している部分と広範囲に渡って弱く固着している部分がありますが、弱い固着域部分では継続的なスロースリップ現象が観測されています。
弱い固着部分で破壊が起きるたびに体感できる地震が発生すると考えられますが、気にしておきたいのは沖合にある強い固着域のいくつかです。ここのひずみが限界を迎えて連鎖的に破壊されたときは、より大きな地震が発生する可能性があります。

 

南海トラフ巨大地震の発生時期に関しては、現時点では科学的に確度の高い予測は不可能というのが実情ですが、確率論的には今後30年以内の発生確率は70%、さらに50年以内まで範囲を広げると90%という高い数値となっています。
ただし、ネット上の情報に関して特に極端なもの(「X月X日に起きる」という予言的な話し等)については、必ずその情報源が公式なものか、科学的な根拠にもとづいたものかどうかを確認してください。オカルトネタ的なものに関しては「そういう話もある」という程度の受け取り方で構いません。

 

その上で、こうした小規模な地震は「備えのキッカケ」として活用しましょう。他の地域の方も今のうちに改めて防災用品や備蓄品の用意と、ご家族との緊急連絡手段や連絡先・集合場所などを確認しておいてください。
重要なことは「いつ起きるか・どこで起きるか」ではなく「起きたときに備えがあるか」です。防災よりも「備災」を念頭においた行動を。

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