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【静岡】静岡県中部で最大震度2、M4.1の地震(2019/10/02)

2019/10/02は、静岡県中部で最大震度2、M4.1の地震がありました。 このあたりを震源とする体感する震度1以上の地震は多くはありませんが、震度2以上に限ると昨2018年は1回、一昨年の2017年も1回でした。2016〜2015年には震度2以上は発生せず、2014年に6回程度です。 このあたりは南海トラフ巨大地震の想定震源域内であり、なおかつ「固着域」。特に静岡県中部には強い固着域が存在していますが、この地震が何か特別危険なものであったり、大きな地震の前兆であったりという情報は発表されていません。 特に静岡にお住まいの皆様は、数十年前から来るぞ来るぞと言われ続けていると思いますので、釈迦に説法かとは存じます。 中央構造線などの主要な大規模断層帯沿いでは体感しない規模の小さな地震は連日多数発生しており、これはプレートの動きによる通常のものと捉えて良いかと思います。 今回の震源のすぐ近くでは、20年近く前・2001/04/03に最大震度5強・M5.1の大きめの地震が起きています。 この時は岐阜県・愛知県でも震度4を観測し、震源から離れた茨木・栃木・埼玉・千葉・富山・京都・大阪などでも震度1を観測しています。 また、2001年の地震では直後に静岡市内で「青白い閃光」が見られました。 この閃光に関しては東海大学海洋研究所による研究報告が公開されています。 『2001年 4月 3日に発生した静岡県中部の地震(M 5.3)に伴う発光現象について』 http://www.scc.u-tokai.ac.jp/~289077/bulletin/files_for_bulletin/33_23-noda.pdf 閃光現象が起きた場所を100m四方まで絞り込めたものの、結論としては明確に閃光の光源を特定するには至っていません。 しかし報告書自体はとても興味深いものですので、ご興味のある方はぜひお目通しください。 なお9月初旬に公表された気象庁による「南海トラフ地震に関連する情報(定例)」も通常どおりですので差し迫った危険は無いと言えますが、いつ何どき起きるか判らないのが自然災害。 備えをしっかりした上で、何か起きたときにはすぐに対応できるようにしておきましょう。

【南海トラフ】巨大地震の想定震源域内で続発する小規模な地震(2019/9/7〜9/16)

南海トラフ巨大地震の想定震源域内の小規模な地震は9/12まで既報ですが、続く9/16にかけても地震が続発しています。   ここ数日、想定震源域内の中央構造線沿いでは活発な地震活動が続いているものの、既報の通り本記事執筆時点での南海トラフ巨大地震に関する気象庁の9月上旬時点での最新見解はこれまでどおり 「大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」 としており、南海トラフ巨大地震の前兆ではないか?といった心配は備えがあれば基本的に不要、しかし何の備えも無い状態で突然発生した場合は、文字通り命に関わる状況に陥ります。 ほんの数分前までは平和で何の不自由も無かった生活が、大震災規模の地震が起きた以降は一変してしまいます。 近年でも熊本地震、大阪府北部地震、北海道胆振東部地震などが短い期間で立て続けに起きており、都度、市民生活としては大きな不便を強いられる状況となりました。 ちょうど季節的には台風シーズンであり、なおかつ地震が起きやすいとされる満月〜新月期間である9/14〜9/29に差し掛かります。南海トラフ南海トラフ巨大地震の発生時期に関しては、現時点では科学的に確度の高い予測は不可能というのが実情ですが、確率論的には今後30年以内の発生確率は70%、さらに50年以内まで範囲を広げると90%という高い数値となっています。 近年では四国中西部でプレートのスロースリップによる地殻変動が起きており、南海トラフのプレート境界で発生している地震は東海〜九州までの広範囲に渡ります。 当該地域だけでなく他の地域の方も今のうちに改めて防災用品や備蓄品の用意と、ご家族との緊急連絡手段や連絡先・集合場所などを確認しておいてください。 ただし、ネット上の情報に関して特に「極端なもの(「X月X日に起きる」という予言的な話し等)」については、必ずその情報源が公式なものか、科学的な根拠にもとづいたものかどうかを確認してください。 オカルトネタ的なものに関しては「そういう話もある」という程度の受け取り方で構いませんし、その「ネタ」から災害や防災・備災に対して関心を持ち、備えるキッカケとして使うことは十分に有効です。 ともあれ、万が一に備えて水・食料・トイレ対策などの備えが必要です。 次に大きな災害が発生して断水した場合に備えて、ミネラルウォーターの買い置きを(1人・1日あたり、1.5〜2Lの水があると良いでしょう)。 【最低限、すぐに備えておきたいもの】 ・家族、身内、職場関係者の連絡先をメモに書き出し ・災害用伝言ダイヤル「171」を覚えておく ・ミネラルウォーター ・簡易トイレもしくは簡易トイレ代わりに使えるもの ・モバイルバッテリー(懐中電灯代わりになるスマホの予備電源、百円ショップでも売っています) ・就寝時、枕元にスリッパと軍手 【余力があれば備えておきたいもの】 ・ポータブル電源(大容量のもの) ・ソーラーチャージャー(高出力のもの) ・アウトドア用の携帯浄水器 ・テントやブルーシート 断水時は水洗トイレが使用不可能となりますので、念のため簡易トイレとして使えるゴミ袋や古新聞紙などがあると便利です。 重要なことは「いつ起きるか・どこで起きるか」ではなく「起きたときに備えがあるか」です。防災よりも「備災」を念頭においた行動を。

【南海トラフ】巨大地震の想定震源域内、中央構造線沿いで複数の地震(2019/9/7〜9/12)

2019/9/7〜9/12にかけて、南海トラフ巨大地震の想定震源域内、中央構造線沿いで複数の小規模な地震がありました。 南海トラフの弱い固着域の北端側・中央構造線沿いに発生しており、規模はM2.1とM3.3が2回です。 中央構造線などの主要な大規模断層帯沿いでは体感しない規模の小さな地震は連日多数発生しており、これはプレートの動きによる通常のものと捉えて良いでしょう。 前提として、本記事執筆時点での南海トラフ巨大地震に関する気象庁の最新見解は、これまでどおり 「大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」 となっていますので、南海トラフ巨大地震の前兆ではないか?といった心配は基本的に不要ですが、そのためにはいつ起きても対応できるように備えをしておく必要はあります。 南海トラフにおいて海側プレートと陸側プレートが地下で接し動いている部分にあると見られる「固着域」には定点的に強く固着している部分と、広範囲に渡って弱く固着している部分がありますが、弱い固着域部分においては九州東端〜東海地方にかけて、継続的なスロースリップ(ゆっくり滑り)現象が観測されています。 弱い固着部分で破壊が起きるたびに有感地震が発生すると考えられますが、気にしておきたいのは沖合にある強い固着域のいくつかです。ここのひずみが限界を迎えて連鎖的に破壊されたときは、より大きな地震が発生する可能性があります。 以前から南海トラフ巨大地震は必ず来ると言われています。 発生した時に「備えていた人たちとそうでなかった人たち」との間では、その後の被災生活の質は大きく異なることになるでしょう。 2019/09/08〜09/09にかけて、地震ではありませんが台風15号の首都圏直撃で、特に千葉県においては大規模な停電が数日間続く事態となっています。 もし南海トラフ巨大地震が想定される最大の規模で発生した場合、停電だけに絞っても、千葉の停電を圧倒的に凌駕する規模と期間で市民の生活と生命健康に深刻なダメージをもたらす恐れがあります。 とは言え数十年前から来るぞ来るぞと言われて未だに起きないのも事実で、大きな自然災害に対する緊張感を長期間維持するのは不可能と言うもの。 このあたりは気持ちの折り合いを付けて、無理のない範囲で備えを生活の中に組み込む必要があるでしょう。

【岡山】岡山県南部で2年ぶりの有感地震(2019/09/01)

2019/09/01、岡山県で2年ぶりに有感地震がありました。とは言え最大震度1・M2.6という小規模なものでしたので、揺れを感じなかった方々も多いのではないでしょうか。 近年、地方移住がひとつのブームとして取り上げられることも多く、移住先として人気の高い自治体が岡山県です。 岡山はこれまで地震や台風などの災害が少ないことをPR要素の1つとしてきましたが、2016年の熊本地震以後は「自然を侮っていた」としてPRを見直しています。 確かに地震は少ない地域ですが地震が起きない地域ではなく、南海トラフ巨大地震の想定震源域には含まれています。 そうした事を受けてか、岡山県では「南海トラフ巨大地震を想定した『地震防災マップ』」を県のwebサイトで公開しています。 http://www.city.okayama.jp/soumu/bousai/bousai_00188.html また2019/09/01には、岡山市は南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で、住民と共同した総合防災訓練を実施。 油断せず日頃から防災意識を持つことで「地域の防災力」が担保されていくことになります。 報道によれば、特に岡山市の北部にある建部地区では災害によって幹線道路が使えなくなった場合、支援が滞る恐れがあるとのこと。 そうした場合に有効なのが、まずは個人やご家庭で備える「自助」です。 自助が可能な人々が互いに助け合うことで互助・共助が可能となり、状況が落ち着いてきた頃の「公助」につなげることができます。 日頃あまり自然災害が起きない場所でも、ある日突然、前兆らしい前兆も無く大規模な自然災害が起きることは熊本地震のみならず、大阪府北部地震や北海道胆振東部地震、御嶽山の噴火など近年の例を見ても明らかです。 とは言え「備災・防災」と普段から絶え間なく緊張感を維持するのは困難なものです。 まずは防災用品の備えをし、備蓄食料などを賞味期限を定期的にチェック&ローテーション消費するなどの小さなことからやってみましょう。 備災・防災は意識して取り組むよりも、日常生活の一部として組み込んでしまえば、いざというときの対応力が担保できます。 そして、オススメは「キャンプ」です。 電気・ガス・水道といった日常の生活インフラが無い状況を楽しみながら過ごすキャンプは、ご家庭における防災訓練としてもピッタリ。 秋の行楽シーズン、まだキャンプをやったことのないかたは、ぜひキャンプデビューしてみてください。

【愛媛】愛媛県中予で震度2・M3.6の地震(2019/08/07)

2019/08/07に注目した有感地震は、愛媛県中予で発生したM3.6・最大震度2のもの。 南海トラフ巨大地震の想定震源域の範囲内にある震源ではありますが、過去に発生している有感地震は比較的小規模なものに限られます。 近年、愛媛県中予付近で発生した目立った有感地震としては次のようなものがあります。 2017/09/01 16:30頃, 最大震度2, M3.7 2014/12/05 09:53頃, 最大震度1, M2.9 2014/12/02 18:18頃, 最大震度1, M3.5 2014/06/24 03:46頃, 最大震度1, M3.5 2013/07/26 10:33頃, 最大震度2, M3.9 中予地方において最大震度3以上のものやM4以上の規模の地震は起きていません。 ただ、南予地方においては最大震度4のものやM4以上の地震が4〜5年ごとに発生しています。 2019/03/11 15:37頃, 最大震度3, M4.5 2015/07/24 17:53頃, 最大震度4, M4.7 2015/04/08 08:51頃, 最大震度3,...

【三重】三重県南東沖でM6.5の地震、東日本で異常震域も発生(2019/07/28)

★関連情報 三重県南東沖震源の地震で揺れたのは関東地方 2019/07/28早朝、三重県南東沖の南海トラフ沿いでM6.5・最大震度4(深さ420km)の地震が発生、同時に東日本の太平洋側・特に宮城付近で強く揺れる「異常震域」が発生しました。 異常震域とは、地盤の状態やプレート構造等により震源地より遠方で震度が高くなる震度分布・現象です。 三重県南東沖でM6を超える大きめの地震は2016/4/1のM6.1・震度4(深さ10km)以来。前回は2018/12/10にM5.3・震度2(深さ370km)が発生していますが、この12/10にも栃木を中心とした異常震域が観測されています。 震源としての三重県南東沖は南海トラフ沿いなので気になるところではあります。 2019/7/13にも奄美大島北西沖で起きたM5.9の地震が岡山あたりに異常震域と見られる震度分布を発生させていました。 今回の震源の北東の陸側には遠州灘がありますが、過去の例では遠州灘における深発地震のしばらく後に東日本で大きめの地震が発生した傾向が見られます。 異常震域の発生は決して稀有な現象ではないので必要以上に不安を感じる必要はありませんが、これを機会として備災・防災用品の確認や備蓄品の補充などをおこなっておきましょう。 事前に備える「備災」が、いざ大きな地震が起きた際の「減災」につながります。

【九州】宮崎県の日向灘で震度5弱、M6.3の地震(2019/05/10〜05/12)

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【九州】宮崎県の日向灘で震度5弱、M6.3の地震(2019/05/10〜05/12)

2019/05/10の午前中、宮崎県の日向灘を震源とする大きな地震がありました。 08:48に最大震度5弱、マグニチュードは6.3を観測。プレート境界が震源です。 前後して震度3ながらもM4.9とM5.6が発生し、20:40には最大震度2ながらもM4.8が発生。 また、 2019/05/11の08:59には最大震度4, M4.9 2019/05/12の15:07には最大震度3, M4.3 が発生しました。 2019/05/10のM6.3の地震に関しては、気象庁から情報が公開されています。 『令和元年5月10日08時48分頃の日向灘の地震について』 5/10の日向灘での地震を時系列(新しい情報順)で並べるとJTNDdGFibGUlMjBib3JkZXIlM0QlMjIxJTIyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlMjBzdHlsZSUzRCUyMmJhY2tncm91bmQtY29sb3IlM0ElMjNjY2MlM0IlMjIlM0UlM0N0aCUzRSVFNyU5OSVCQSVFNyU5NCU5RiVFNiU5NyVBNSVFNiU5OSU4MiUzQyUyRnRoJTNFJTNDdGglM0UlRTklOUMlODclRTYlQkElOTAlM0MlMkZ0aCUzRSUzQ3RoJTNFJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2JTNDJTJGdGglM0UlM0N0aCUzRSVFOCVBNiU4RiVFNiVBOCVBMSUzQyUyRnRoJTNFJTNDdGglM0UlRTYlQjclQjElRTMlODElOTUlM0MlMkZ0aCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMTklMkYwNSUyRjEyJTIwMTUlM0EwNyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0VNNC4zJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRTMwa20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMTklMkYwNSUyRjExJTIwMDglM0E1OSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTIwc3R5bGUlM0QlMjJjb2xvciUzQSUyM2YwMCUzQiUyMiUzRSVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjQlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTIwc3R5bGUlM0QlMjJjb2xvciUzQSUyM2YwMCUzQiUyMiUzRU00LjklM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFNDBrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElMjAlMjAlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxOSUyRjA1JTJGMTAlMjAyMCUzQTQwJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiU5NyVBNSVFNSU5MCU5MSVFNyU4MSU5OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTYyJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUyMHN0eWxlJTNEJTIyY29sb3IlM0ElMjNmMDAlM0IlMjIlM0VNNC44JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRTIwa20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMTklMkYwNSUyRjEwJTIwMTMlM0E1NCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0VNNC4yJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRTIwa20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMTklMkYwNSUyRjEwJTIwMDklM0EwNyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlMjBzdHlsZSUzRCUyMmNvbG9yJTNBJTIzZjAwJTNCJTIyJTNFTTQuOSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UxMGttJTNDJTJGdGQlM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUwQSUyMCUyMCUzQ3RyJTNFJTNDdGQlM0UyMDE5JTJGMDUlMkYxMCUyMDA4JTNBNDglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JTk3JUE1JUU1JTkwJTkxJUU3JTgxJTk4JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUyMHN0eWxlJTNEJTIyY29sb3IlM0ElMjNmMDAlM0IlMjIlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY1JUU1JUJDJUIxJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUyMHN0eWxlJTNEJTIyY29sb3IlM0ElMjNmMDAlM0IlMjIlM0VNNi4zJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRTIwa20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMTklMkYwNSUyRjEwJTIwMDclM0E0MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2MyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlMjBzdHlsZSUzRCUyMmNvbG9yJTNBJTIzZjAwJTNCJTIyJTNFTTUuNiUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UyMGttJTNDJTJGdGQlM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUwQSUzQyUyRnRhYmxlJTNFとなります。 ITOITO-STYLEでは 『【九州・四国】紀伊水道および日向灘での連続地震(2019/03/27)』 にて既報ですが、日向灘では今年3/27にもM5.4の地震が1日に2回発生しています。今回の地震をうけて、気象庁は5/10の11:00より記者会見を実施しました。 記者から「より大きな地震の前震である可能性は?」との問いが出て、ネット上などでも「南海トラフ巨大地震の前兆、前震ではないか?」という声も上がっています。記者会見での気象庁の公式見解としては、 ・南海トラフ巨大地震の想定震源域内の地震ということで可能性は否定するものではない ・臨時の調査や検討を実施する基準はM6.8以上。今回はM6.3で基準に満たないため実施しない ・南海トラフ巨大地震に連動するかどうかは、過去の地震資料を調査した結果、そのような領域には一致しない ・よって注意喚起としては今後同程度(震度5弱程度)の地震に注意してほしいという趣旨 となります。 そこで、過去に起きた日向灘を震源とする大きめの地震(最大震度4以上)に着目して遡って確認してみると、JTNDdGFibGUlMjBib3JkZXIlM0QlMjIxJTIyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlMjBzdHlsZSUzRCUyMmJhY2tncm91bmQtY29sb3IlM0ElMjNjY2MlM0IlMjIlM0UlM0N0aCUzRSVFNyU5OSVCQSVFNyU5NCU5RiVFNiU5NyVBNSVFNiU5OSU4MiUzQyUyRnRoJTNFJTNDdGglM0UlRTklOUMlODclRTYlQkElOTAlM0MlMkZ0aCUzRSUzQ3RoJTNFJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2JTNDJTJGdGglM0UlM0N0aCUzRSVFOCVBNiU4RiVFNiVBOCVBMSUzQyUyRnRoJTNFJTNDdGglM0UlRTYlQjclQjElRTMlODElOTUlM0MlMkZ0aCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMTklMkYwNSUyRjEwJTIwMDglM0E0OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTIwc3R5bGUlM0QlMjJjb2xvciUzQSUyM2YwMCUzQiUyMiUzRSVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjUlRTUlQkMlQjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTIwc3R5bGUlM0QlMjJjb2xvciUzQSUyM2YwMCUzQiUyMiUzRU02LjMlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1MzBrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElMjAlMjAlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxOSUyRjAzJTJGMjclMjAxNSUzQTM4JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiU5NyVBNSVFNSU5MCU5MSVFNyU4MSU5OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY0JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRU01LjQlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1MjFrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElMjAlMjAlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNyUyRjAzJTJGMDIlMjAyMyUzQTUzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiU5NyVBNSVFNSU5MCU5MSVFNyU4MSU5OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY0JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRU01LjMlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1MzdrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElMjAlMjAlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNiUyRjEwJTJGMjIlMjAwMyUzQTMzJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiU5NyVBNSVFNSU5MCU5MSVFNyU4MSU5OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY0JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRU00LjQlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1NjBrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElMjAlMjAlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNSUyRjA4JTJGMjYlMjAwNyUzQTUxJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiU5NyVBNSVFNSU5MCU5MSVFNyU4MSU5OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY0JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRU01LjIlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1MzRrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElMjAlMjAlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMjAxNCUyRjA4JTJGMjklMjAwNCUzQTE0JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiU5NyVBNSVFNSU5MCU5MSVFNyU4MSU5OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY0JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUyMHN0eWxlJTNEJTIyY29sb3IlM0ElMjNmMDAlM0IlMjIlM0VNNi4wJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiVCNyVCMSVFMyU4MSU5NTE4a20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMTIlMkYwMSUyRjMwJTIwMDMlM0ExOCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0VNNC45JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiVCNyVCMSVFMyU4MSU5NTM5a20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMDklMkYwOCUyRjA1JTIwMTIlM0E1MSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0VNNS4wJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiVCNyVCMSVFMyU4MSU5NTMza20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMDklMkYwNCUyRjA1JTIwMTglM0EzNiUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlMjBzdHlsZSUzRCUyMmNvbG9yJTNBJTIzZjAwJTNCJTIyJTNFTTUuNiUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlQjclQjElRTMlODElOTUyOGttJTNDJTJGdGQlM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUwQSUyMCUyMCUzQ3RyJTNFJTNDdGQlM0UyMDA2JTJGMDMlMkYyNyUyMDExJTNBNTAlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JTk3JUE1JUU1JTkwJTkxJUU3JTgxJTk4JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUyMHN0eWxlJTNEJTIyY29sb3IlM0ElMjNmMDAlM0IlMjIlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY1JUU1JUJDJUIxJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUyMHN0eWxlJTNEJTIyY29sb3IlM0ElMjNmMDAlM0IlMjIlM0VNNS41JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiVCNyVCMSVFMyU4MSU5NTM1a20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTIwMDIlMkYxMSUyRjA0JTIwMTMlM0EzNiUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTIwc3R5bGUlM0QlMjJjb2xvciUzQSUyM2YwMCUzQiUyMiUzRSVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjUlRTUlQkMlQjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTIwc3R5bGUlM0QlMjJjb2xvciUzQSUyM2YwMCUzQiUyMiUzRU01LjklM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1MzVrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElM0MlMkZ0YWJsZSUzRQ==となっています。2012年以降は1〜2年に一度程度、この規模の地震が起きていることが判ります。 これらのうち、今回より前の震度5弱以上またはM6以上のものをピックアップすると、 【震度5弱以上の地震】発生したのは約13年前、2006/03/27 11:50に発生したM5.5 【 M6.0 以上の地震 】発生したのは約5年前、2014/08/29 04:14に発生した震度4 となります。 しかし、例えばM5.9やM6.0の地震の後に周辺震源域で、より大きな地震が起きたかと言えば、そうではないこともわかります。   南海トラフ巨大地震に該当する地震が発生したのは、直近でも昭和時代の1946年と1944年。それ以前は江戸時代後期の1854年です。 【近代の南海トラフ巨大地震相当の大地震】 1946/12/21(昭和21年):昭和南海地震 (M8.0 最大震度6) 1944/12/07(昭和19年):昭和東南海地震(M7.9 最大震度6) 1854/12/24(嘉永 7年):安政南海地震 (M8.4 最大震度7) 1854/12/23(嘉永 7年):安政東海地震 (M8.4 最大震度7) ではさらに、1970/01/01〜2019/05/08までの期間で日向灘におけるM6.5以上の大地震を見てみます。JTNDdGFibGUlMjBib3JkZXIlM0QlMjIxJTIyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlMjBzdHlsZSUzRCUyMmJhY2tncm91bmQtY29sb3IlM0ElMjNjY2MlM0IlMjIlM0UlM0N0aCUzRSVFNyU5OSVCQSVFNyU5NCU5RiVFNiU5NyVBNSVFNiU5OSU4MiUzQyUyRnRoJTNFJTNDdGglM0UlRTklOUMlODclRTYlQkElOTAlM0MlMkZ0aCUzRSUzQ3RoJTNFJUU2JTlDJTgwJUU1JUE0JUE3JUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2JTNDJTJGdGglM0UlM0N0aCUzRSVFOCVBNiU4RiVFNiVBOCVBMSUzQyUyRnRoJTNFJTNDdGglM0UlRTYlQjclQjElRTMlODElOTUlM0MlMkZ0aCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTE5OTYlMkYxMiUyRjAzJTIwMDclM0ExNyUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NSVFNSVCQyVCMSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0VNNi43JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiVCNyVCMSVFMyU4MSU5NTM4a20lM0MlMkZ0ZCUzRSUzQyUyRnRyJTNFJTBBJTIwJTIwJTNDdHIlM0UlM0N0ZCUzRTE5OTYlMkYxMCUyRjE5JTIwMjMlM0E0NCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlOTclQTUlRTUlOTAlOTElRTclODElOTglM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU5JTlDJTg3JUU1JUJBJUE2NSVFNSVCQyVCMSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlMjBzdHlsZSUzRCUyMmNvbG9yJTNBJTIzZjAwJTNCJTIyJTNFTTYuOSUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlQjclQjElRTMlODElOTUzNGttJTNDJTJGdGQlM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUwQSUyMCUyMCUzQ3RyJTNFJTNDdGQlM0UxOTg3JTJGMDMlMkYxOCUyMDEyJTNBMzYlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JTk3JUE1JUU1JTkwJTkxJUU3JTgxJTk4JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjUlRTMlODAlODAlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFTTYuNiUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTYlQjclQjElRTMlODElOTU0OGttJTNDJTJGdGQlM0UlM0MlMkZ0ciUzRSUwQSUyMCUyMCUzQ3RyJTNFJTNDdGQlM0UxOTg0JTJGMDglMkYwNyUyMDA0JTNBMDYlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JTk3JUE1JUU1JTkwJTkxJUU3JTgxJTk4JTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFOSU5QyU4NyVFNSVCQSVBNjQlRTMlODAlODAlM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTIwc3R5bGUlM0QlMjJjb2xvciUzQSUyM2YwMCUzQiUyMiUzRU03LjElM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1MzNrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElMjAlMjAlM0N0ciUzRSUzQ3RkJTNFMTk3MCUyRjA3JTJGMjYlMjAwNyUzQTQxJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRSVFNiU5NyVBNSVFNSU5MCU5MSVFNyU4MSU5OCUzQyUyRnRkJTNFJTNDdGQlM0UlRTklOUMlODclRTUlQkElQTY1JUUzJTgwJTgwJTNDJTJGdGQlM0UlM0N0ZCUzRU02LjclM0MlMkZ0ZCUzRSUzQ3RkJTNFJUU2JUI3JUIxJUUzJTgxJTk1MjBrbSUzQyUyRnRkJTNFJTNDJTJGdHIlM0UlMEElM0MlMkZ0YWJsZSUzRQ==気象庁が南海トラフ巨大地震の発生を調査する臨時検討会が開催される基準となるM6.8以上が2つ、出てきます。 1996/10/19のM6.9と1984/08/07のM7.1ですね。 しかし、ここでもその後、南海トラフ巨大地震に相当するような地震は日向灘を含めた想定震源域では発生していません。以上のことから過去の事例を参照する限り、5/10の日向灘のM6.3の地震は「南海トラフ巨大地震の前兆ではない」と考えることはできます。 しかし、東日本大震災のように「想定外」が起きるのが大規模自然災害の怖さと現実でもあります。 プレート境界型ではありませんが、2016年の熊本地震が起こるまで熊本は大震災とは100年以上も無縁だとされていましたし、大阪府北部地震や北海道胆振東部地震などもほぼ前兆が無い状態で発生しています。 気象庁が公開している情報においては、日向灘で起きた大きめの地震でM6.0を超えるものは「2019/05/10 08:48のM6.3」が恐らく初めてであると考えられます。 また今回の日向灘での地震の前日、2019/5/9には阿蘇山で小規模な噴火が発生しており、九州・四国あたりの地殻の活動が活発であるようです。 今後も引き続き備えと警戒は必須と言えるでしょう。 特に、気象庁が南海トラフ巨大地震の発生の可能性に関して臨時の調査や検討を実施する基準は「想定震源域でM6.8以上の地震が起きた場合」となるので、南海トラフ巨大地震の発生の可能性が高まる1つの基準はM6.8の地震が発生した場合です。 もし想定震源域の特に津波被害が予想される沿岸部にお住まいの場合は何もない平時に、津波被害から逃れるための最短の高台や指定避難場所などへの避難ルートのご確認を。 それ以外の地域のお住まいの場合でも、特にトイレットペーパーは日頃から多めにストックしておくと良いでしょう。 トイレットペーパーの国内生産の約4割は静岡県で行われているということで、経済産業省が2018年8月に東海地震等の発生を念頭に『トイレットペーパーを備蓄しましょう!』というニュースリリースを公開しています。

南海トラフ地震に関する気象庁発表の定例情報から気になる点をピックアップ(2019/04/09)

2019年4月も気象庁から南海トラフ地震に関する定例情報が発表されました。 概要としては「南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」 とのことですから現状、特に心配するような状況にはありません。 ただ、南海トラフ沿いに設置されている電子観測点の沈降は長期的に継続しています。 プレートの動きによるもので当然ではありますが、この動きによって蓄積された「ひずみ」がこの先いつ開放されるのか、もし開放されたときに何が起きるのかは気になります。 仮に、南海トラフ沿いで大規模地震の発生の可能性が高まったときには、このような月の上旬に発表される定例情報とは別の「臨時情報」が発表されることになっています。 それはすなわち「万が一の国難レベルの巨大地震と、それによる津波被害が生じる緊急事態の可能性」に他なりません。 特に津波被害が想定される地域では避難の準備が必要となり、それ以外の地域でも店頭からは物がすぐに無くなります。 避難ルートやお住いの地域のハザードマップの確認、災害用伝言ダイヤルなど家族間での緊急連絡手段の確保、防災用品や備蓄品の準備は何もない平時にこそやっておきましょう。 災害規模が大きい場合、インターネットが使えなくなる可能性も十分にあり得ますし、スマホや固定電話等の電話回線も通信規制がおこなわれて通話が困難になります。 日頃から自宅周辺や通勤通学ルートにある「公衆電話」の場所と、災害用伝言ダイヤルの使い方は把握しておくと良いかと思います。災害時の情報収集用には、電池で動くポータブルなラジオがオススメです。

【九州・四国】南海トラフ沿いでの有感地震の過去10年の規模推移(2019/03/29)

2019/03/27の日向灘の地震が南海トラフ地震の前兆では?との話題を目にしますが、試しに近年頻発している南海トラフ沿いの3つの震源の過去10年程度の有感地震の規模(マグニチュードと最大震度)の推移をグラフ化してみました。 着目点は、マグニチュードおよび最大震度の増減傾向に関してグラフの傾向を示す、横方向の「トレンドライン」の傾きです。 ■紀伊水道: マグニチュードは一定、最大震度のみ微増傾向です。 ■豊後水道: マグニチュードと最大震度の両方とも増加傾向です。 ■日向灘: 意外とほぼ安定しています。マグニチュードと最大震度の両方とも、逆にごく僅かな微減傾向が見られます。 もっとも、このグラフはマグニチュードと最大震度の経年推移をシンプルに可視化しただけのものですので、ここから南海トラフ巨大地震の発生予測などができるわけではありません。 ただ、各震源における地震の発生頻度の日々の増減は、長期的な視点で見るとさほど気にするほどのことではないと考えられるでしょう。 いつ発生しても命さえ無事ならその後の生活を乗り切れるように、日々の備えをしっかりとしておくことが何よりも重要です。