タグ: 海外地震
【海外】米国カリフォルニア付近でM6.4〜M7.1の地震(2019/7/6〜7/7)
2019/7/6〜7/7は米国カリフォルニア付近でM6.4〜M7.1という過去20年で最大規模の地震が発生しました。現地では火災や大規模停電なども起きたようです。
USGSのデータを見ると7/7の午前中までに合計で700回に迫る勢いで群発化しています。
USGSのデータから「2019/07/06〜2019/07/07 09:53:51」までの地震情報を編集部でGoogle Spreadsheet化したものをこちらで公開しています。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1KfOheSkvHUZ3YkOfaYJqEMnMJBJkkHFpIczDOn8I4dQ/
先月下旬には、ほど近いオレゴン州沿岸でも連続した浅めの震源での地震が起きています。
今月は7/3が新月・7/17が満月で地震が多いと言われる期間です。
カリフォルニアなどの米国太平洋側も日本と同じ環太平洋火山帯に属しているため、日本でもこの期間は特に大きな地震の発生にはより注意しておきたいところです。
おりしも九州を中心に大雨が降ったところでもあり、多量の水分を含んだ地盤の下で大きな地震が起きると、土砂災害が発生する恐れがあります。
【海外】マリアナ海溝沿いでM6.5の地震(2019/06/29)
2019/06/29はマリアナ諸島・マリアナ海溝沿いでM6.5の地震がありました。深さ460kmという深発地震です。
このあたりで起こる有感地震は概ね数年おきという印象がありますが、今年はすでに2度め。
また注目したのは高知・土佐湾でのM3.4。
最大震度1と小規模ですが土佐湾を含む高知沖での地震は多くありません。
土佐湾を震源とする有感地震は、2010年あたりは複数回起きていましたが、以降は1〜2年おきに年間1〜2回程度。2018年はゼロだったようです。
高知沖を含む九州東端〜徳島沖にかけては南海トラフの陸側における固着域の強い部分が広範囲に存在し、土佐湾はその固着域内にあります。
今年は日向灘や豊後水道あたりでの地震も頻発していましたので、今後このあたりの地震が増えていくかどうかは継続的に注視していきたいところです。
東日本大震災の時は前兆的な群発地震が三陸沖あたりで発生していましたが、地震が頻発したからといってそれがすべて巨大地震につながるパターンや確証はありません。
逆に熊本地震や北海道胆振東部地震のような内陸型の場合は前兆がほとんど無い場合も多いもの。
今後大きな地震が来てもその時になって慌てないように、事前に備えだけはしておきましょう。
【北海道・ロシア】千島海溝とロシアのアリューシャン海溝との接続域でM4〜M6クラスの地震(2019/06/26)
2019/06/26は千島海溝とロシアのアリューシャン海溝との接続域でM4〜M6クラスの地震が連続しています。数日前は同じ環太平洋火山帯に属する米国のオレゴン州沿岸で同様の地震が連続していましたが、規模・深さともに酷似しています。アリューシャン海溝沿いでは過去にM8クラスのアリューシャン地震やM9.2のアラスカ地震が起きています。
さらに今年4月に遡ると、北海道の千島海溝沿いでもM3〜M5クラスの地震が連続発生している時期がありました。
2017年12月の政府地震調査委の発表では、千島海溝沿いの北海道沿岸・根室沖を中心に今後30年内にM9クラスの巨大地震が発生する切迫性が高く(発生確率最大40%)、仮に発生した場合は沿岸部に20m以上の大津波が押し寄せる可能性があるという予想です。
北海道根室沖を中心とする地震に関しては、発生間隔がおよそ340〜380年周期となっていますが、前回の発生からはすでに400年以上が経過しており、いつ起きてもおかしくないとされています。
自然災害の発生可能性を確率論で見る場合、確率が小さければなんとなく安心・大きければ不安という気持ちになりがちですが、確率論だけに実際にどのエリアにどの程度の被害が起きるかは起きてみなければわかりません。
これはいわゆる「ハザードマップ」などにも言えることで、ご自身がお住まいの地域がハザードマップ上では大きな被害が無いか、被害が小さいとされる場所になっていることによって「正常性バイアス」が働き、実際には命に関わる危険性が生じているのに逃げ遅れるという状況にもなりかねません。
とにかく災害時にはできるだけ正確な情報に耳を傾け、少しでも自分や家族に危険が生じそうな場合は先手を打って避難などの行動に移ることが重要です。
行動した結果、何も起きなければそれでいいのです。行動しないことで命を落とすということだけは、なんとしても避けなければなりません。
【海外】環太平洋火山帯の広い範囲でM4〜M5クラスの地震(2019/6/22〜6/23)
2019/06/22〜6/23にかけて環太平洋火山帯の広い範囲でM4〜M5クラスの地震が発生し、米国オレゴン州沿岸のファンデフカプレートとカスケード沈み込み帯付近ではM4〜5クラスの地震が連発。
米紙ロサンゼルス・タイムズでは6/19付で過去3週間にカリフォルニア南部での1000回を超える群発地震が伝えられており、地球物理学者や地震研究者が警戒感を強めているとのこと。
同紙では2017年9月に「次の巨大地震」に向けた備えを訴える記事を出しています。
日本付近では与那国島付近でM4.4、先日大きな地震があった山形沖に近い新潟県下越沖でも最大M3.5の地震が起きています。
また千島列島の雷公計島(ライコケとう・ライコークとう)が95年ぶりに噴火し、噴煙の高さは1万メートルを越えているとのこと。
中国の長寧でもM4.9、M5.3の地震、ニュージーランド付近でもM5クラス継続して発生しており、この2日間における動きはかなり活発に感じます。
この規模での地殻活動となると、日本でもいつどこで大きな地震や噴火がほとんど前兆無しで発生するか判りませんが、それはこれまでも繰り返されてきたことです。
基本的に環太平洋火山帯では日々大きな地震が起きるものです。地球上で発生する地震の約90%はここで起きています。
出来るかぎり(可能な範囲で構いません)の備えをした上であれば、必要以上に怖がったり不安に感じることはありません。
【海外】ニュージーランドでM6.4の地震(2019/06/19)
2019/06/19にニュージーランドでM6.4の地震がありました。
現地では6/16あたりから最大M7.2規模(6/17)をはじめとした地震が頻発しており、その後、日本でも6/18に山形沖で大きな地震がありました。
南半球のニュージーランドと北半球の日本は離れていると感じますが、環太平洋火山帯の括りでは同じ範囲。
少々気になるのは、通常このあたりで発生する大きな地震は震源が深いことが多い傾向にありますが、ここ数日で発生しているものは震源が10〜43km程度と浅めの傾向にある点です。
日本において近年は、熊本地震・大阪府北部地震・北海道胆振東部地震など、それまで地震は起きない・活断層があっても大規模な地震の発生確率が限りなくゼロに近いと評価されていた場所で、ある日突然に大きな地震が起きるケースが相次いでいます。
東日本大震災は「1000年に一度」と言われましたが、それはM9.0クラスの巨大地震としての1000年に一度。
より規模が小さな地震でも、人命に影響を及ぼす被害を出すものはその後も多数発生しているのが現実です。
ちょうど地震が発生しやすいとされる満月が終わった直後のタイミングでもありますので、日本でも次の地震に警戒と備えが必要です。
【山形,海外】山形沖で最大震度6強、M6.8の大きな地震。中国四川省でも(2019/06/18)
2019/06/18の22:22頃、山形沖で最大震度6強、M6.8の大きな地震がありました。
一時は津波注意報が発令され、揺れの大きかった地域では停電の発生やガス漏れの疑いがある通報などもあったとのこと。
山形沖での有感地震は9年ぶり、前回は2010年7月に最大震度1・M3.6程度の小規模なものでした。
山形沖は今までノーチェックに近い震源と見ることもできます。揺れが大きかった地域のお住まいの方々は今後の情報に注意してください。今後1週間程度は同程度の余震が発生する恐れがあります。
日本海側では地震が少ない印象がありますが、
2007年:新潟県中越沖地震(新潟県中越地方沖でM6.8)
1993年:北海道南西沖地震(北海道沖の日本海でM7.8)
1964年:新潟地震(新潟県の粟島南方沖でM7.5)
などの大きな被害を出した地震が発生しています。
6/17〜18にかけては中国四川省でもM6級が発生し大きな被害が出ており、6/16にはニュージーランドでもM7.2の大地震が起きています。
また、日本国内の他の地域でもいつ大きな地震が発生するかは判りません。2016年の熊本地震では、最初の地震の2日後により大きな本震が発生したケースもあります。
他人事とは思わず、防災用品・備蓄品・避難経路・緊急連絡先などのご確認を。
【海外】ニュージーランド付近のケルマディック諸島でM7.2(2019/06/16)
2016/06/16はニュージーランド付近のケルマディック諸島でM7.2(国内発表値M7.4)の大きな地震がありました。
トンガ付近でもM6.1が起きています。
環太平洋火山帯の南端にあたるこのあたりは大きな地震が起きる場所でもあり、震源の深さは100kmを超えることが多いのですが今回はおおむね35kmと浅いようです(USGS公表値より)。
ニュージーランド付近は地震の多い場所で、2011/2/22にはカンタベリー地方で地震が発生、クライストチャーチ地震とも言われM6.1規模でしたが185人もの死者を出しています。
その翌月の3/11には日本でも東日本大震災が起きています。
2011年はそれまでの観測史上、ニュージーランドでの地震がもっとも多かった年と言われましたが、その5年後の2016年はさらにニュージーランドでの地震が多い年となっており、M7クラスが2度発生しています。
2016年といえば、日本でも熊本地震が起きた年です。
タイミングとしては、
2016/04/16:熊本地震(M7.0)
2016/09/02:ニュージーランド南島でM7.4
2016/11/13:ニュージーランド北島東方沖でM7.0
という時系列です。
環太平洋火山帯での大きな地震は連動するのではないかとも言われています。
今後、日本周辺でも大きな地震が起きる可能性がありますので、備えのご確認を。
【海外】南米ペルーのラグナス付近でM8.0の大地震(2019/05/26)
2019/05/26の16:41頃、南米ペルーのラグナス付近でM8.0の大きな地震がありました。
深さは約110kmと深めですが、現地震源付近では停電が発生・多くの建物で外壁にひびが入ったり崩壊などの被害が出ているようです。
日本列島と同じ環太平洋火山帯に属し、ペルーを含む南米も大きな地震が比較的よく起きる場所ではあります。
近年のペルー付近での大規模地震をいくつかピックアップしてみましたが、日本での地震年表と照らし合わせて見ると、興味深い何かが見えてくるかもしれませんし、それは単なる「こじつけ」と言われてしまうものかもしれません。
しかし地球上で発生する地震の約90%が環太平洋火山帯で発生し、活火山の75%が環太平洋火山帯に点在しているのは事実であり、その中でも日本列島は4枚の巨大なプレートが重なり合う場所に位置しています。
この領域では、ほぼ毎日どこかで大きな地震が発生しています。
環太平洋火山帯内で大地震が起きた場合、前後して他の場所でも大きな地震や噴火が起きることも多いので、警戒と備えだけは怠らずに。
【海外】パプアニューギニア東部でM7.7の大地震(2019/5/14)
5/14の21:58頃、パプアニューギニア東部でM7.7の大きな地震がありました。
付近では1週間前の5/7にもM7.2が発生したばかりです。5/7のものは震源の深さが100km以上と深めでしたが、5/14の地震は深さが10km程度と浅めのようです。
日本でも5/10に日向灘でM6.3があり、前後してM4以上の規模の地震が続いていました。
同じ環太平洋火山帯に属する国としての日本でも改めて大きな地震が発生する可能性がゼロでは無いため、今後の情報に注意してください。
ただ環太平洋火山帯の南側であるパプアニューギニアを含むこのあたり(フィリピン〜インドネシア〜パプアニューギニア〜フィジー諸島など)は、基本的にM7以上の大きな地震が頻発する「大地震の巣」とも呼べる領域でもあり、M7規模の地震は珍しくないのも事実です。
過度に不安を感じる必要はありませんが、備えだけはしておきましょう。
備えた上で何も起きないことが、現状は最善とも言えます。
【海外】パプアニューギニアでM7.2の大地震(2019/05/09)
2019/05/07の日本時間の早朝、パプアニューギニアでM7.2の大きな地震がありました(USGS公表値)。
日本列島を含む環太平洋火山帯の南側は特に、大地震の巣とも言えるM7クラスの地震が珍しくない頻発地帯です。
ニューギニア付近では年に数回または1〜2年に1回程度、M7以上の大地震が発生しており、近年では2016/12/17にM7.9の巨大地震が発生しています。
日本を含む環太平洋火山帯としてはパプアニューギニアなどの南西太平洋地域やフィリピン・インドネシアなどの東南アジアもつながっており、さらに西側を見れば南米や北米の太平洋側、アラスカなども環太平洋火山帯に含まれます。
この地球上で発生する地震の約90%が環太平洋火山帯で発生、活火山の75%もこの範囲に点在しており、環太平洋火山帯の成因はプレート・テクトニクス理論における岩盤間の相互作用によるものとのこと。
「赤道を超え日本から遠く離れた地域での地震だから日本には無関係だろう」というわけではありません。
周囲が約4万kmという途方もなく大きな「蹄鉄状」の環太平洋火山帯ですが、1つの巨大な地殻下活動体とも言え、日本における地震や火山活動にも影響が考えられます。
ちょうどゴールデンウィーク中の5/3には九州の阿蘇山でも再度の噴火があり、5/5には根室半島南東沖でもM5.3の大きめの地震があったばかり。備えだけは出来る範囲でしっかりとやっておきましょう。