2023/10/7〜10/8:岩手沖でM4.9、山口沖・伊予灘・千葉でM3クラス、岐阜飛騨・トカラ近海でも小規模な地震
2023/10/7〜10/8にかけて岩手沖でM4.9、山口沖・伊予灘・千葉でM3クラス、岐阜飛騨・トカラ近海でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)
発生日時 | 震源 | 震度 | 規模 | 深さ | 北緯, 東経 |
---|---|---|---|---|---|
2023/10/08 19:50頃 | 千葉県北西部 | 1 | M3.5 | 約70km | 35.7, 140.1 |
2023/10/08 02:04頃 | トカラ列島近海 | 2 | M2.5 | ごく浅い | 29.9, 130.0 |
2023/10/08 01:34頃 | 伊予灘 | 1 | M3.5 | 約50km | 33.7, 132.3 |
2023/10/07 23:26頃 | 岩手県沖 | 3 | M4.9 | 約40km | 40.1, 142.4 |
2023/10/07 21:58頃 | 山口県北西沖 | 1 | M3.7 | 約10km | 34.6, 130.9 |
2023/10/07 05:59頃 | 岐阜県飛騨地方 | 1 | M2.9 | 約10km | 36.0, 137.5 |
10/7はニューギニア付近でM7.0、アフガニスタンでもM6.3の地震が発生し、特にアフガンでは死者数が2000人を超えるなど大きな被害が出ています。熊本地震もそうでしたが、過去100年以上に渡って巨大地震が発生しない場所でも、ある日突然大きな地震が発生することがあるため、継続的な備えが必要です。
今後、想定される巨大地震は首都直下地震や南海トラフ巨大地震などを含めていくつかあります。特に都市部は高層ビルや線路、道路などのインフラが集まり、多くの人々が暮らす場所。大きな地震が来た場合、これらのインフラが損傷し、日常の生活に大きな支障が出ることが予測されます。
例えば、2011年の東日本大震災では、電車や道路が寸断され多くの人が帰宅困難者となりました。都市部でのリスクを知ることは予め準備をする上での第一歩です。
自宅での地震対策は家族を守るための基本。まず非常用持ち出し袋を用意して家のすぐ出られる場所に置いておくこと。この中には、保存食や水・懐中電灯・ラジオ・予備の電池・救急セットなど最低限必要なものを入れておくと良いでしょう。また家具の固定や窓ガラスにシートを貼るなど、日常的な予防策も忘れずに。
また自分1人や家族だけで対策するよりも、みんなで力を合わせた方が効果的です。日頃から地域の防災訓練などに参加したり、ご近所の人たちとの交流や緊急時の連絡先の共有も有効です。高齢者や体の不自由な方が近所に住んでいれば更に注意が必要。
地域ぐるみでサポートし合う体制を作ることで、地震時の安全を高めることができます。地震は予測が難しい自然現象ですが、知識と事前の備えを持つことで、少しでも被害を減少させることができます。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
あああああ