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【検証】空き缶で作った「固形燃料コンロ」と「アルミホイル」で炊飯!

備災メシやキャンプめしに便利な「固形燃料」の活用検証第4弾、前回作った空き缶を利用した「固形燃料コンロ」を実際に使って、ご飯を炊いてみます。白ご飯と炊き込みご飯の2種類同時にいってみましょう。

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空き缶製の「固形燃料コンロ」と「アルミホイル」でご飯を炊く!

前回の記事「【検証】空き缶で「固形燃料コンロ」を作ってみる!」で、空き缶を使って固形燃料コンロを自作してみました。今回はそれを実際に使った炊飯編です。今回はなんと「アルミホイル」でご飯を炊くという実験もしてみました。
空き缶とアルミホイルで炊飯という、ちょっとしたサバイバル気分を味わえますが、まさに被災時に温かいご飯を炊いて食べるためのノウハウにもなります。

【関連記事】
・第1回:100円ショップの固形燃料で簡単湯沸かし!
・第2回:100円ショップ商品だけで、美味しいご飯を簡単に炊く!
・第3回:空き缶で「固形燃料コンロ」を作ってみる!

備災FUN!』では、次の震災・災害に備える「備災」をテーマに、被災時にも大活躍のアウトドアグッズを日常で活用して「楽しみながら備える」情報をメインに発信しています。

空き缶製の固形燃料はもとより、「アルミホイル」でご飯は炊けるのか?

さて始めます。用意するもののメインは、前回作った空き缶による「固形燃料コンロ」。敷いてあるバットも上に載せてある焼き網も、いずれも100円ショップで調達したものです。より安全に使うなら、バットの下に木製の鍋敷きをセットするといいでしょう。

ご飯を炊くための「クッカー」部分を用意します。左側は、やはり100円ショップで調達した使い捨てのアルミ鍋。右側のブサイクな鍋っぽいものは、見ての通りの「アルミホイル」を使って作った簡易クッカーです。アルミホイルを3枚重ねてからこんな形に折って整形しました。

いわゆる「市販の鍋焼きうどん」の皿にもなってるものですね。100円ショップで4枚入りでした。1枚あたり税抜き25円。こちらは800mlサイズと容量があるので、炊き込みご飯を作ります。

アルミホイル3枚重ね。ちょっと贅沢して、2枚は普通のアルミホイル、お米が触れるもっとも内側にはフッ素コーティングされている、いわゆる「こびりつかないアルミホイル」を使ってみました。この形に整形したら、写真内の左右の短辺部分はホチキスで留めてあります。もちろん、この状態で握ったりすれば簡単に潰れますが、これで白ご飯を炊いてみます。

お米をそれぞれ1合づつセットします。吸水は30分以上。冬場などは45分〜1時間程度と余裕をもって吸水させるといいでしょう。

ちょっと心配なのはこの子ですね。自作の空き缶コンロにアルミホイル鍋という、ある意味無謀でもあり、ある意味ストイックでもあり。

100円ショップのアルミ鍋のほうは、炊き込みご飯です。いなばの「とりそぼろとバジル」の缶詰、スイートコーン缶が具材。そして野菜ジュースで炊き込みます。(ご飯は1合に吸水させた後、水気をしっかり切りました)

缶詰具材は全投入しました。1合160gのお米に30分以上吸水させた後に水を切った状態で200gでしたので、野菜ジュースは160mlほど使うことにします。
(余った分は後でスタッフが美味しくいただきました)

アルミホイルで簡易的なフタを作り、爪楊枝で炊飯時の蒸気を抜く孔をいくつか開けたら、炊いていきます。

アルミホイルで作った燃焼皿に固形燃料をセットし、上に焼き網とクッカー部分を載せて準備OK。

換気扇をスタートさせたら、着火します。イグニッション、リフトオフ!

心配していた「アルミホイル」で作った簡易クッカーでの白飯は、普通に美味しく炊き上がりました。さすがにアルミホイル製なので3枚重ねとは言え調理器具としては薄すぎます。固形燃料が燃え尽きる前に香ばしい香りがしてきたので、そこで火から降ろして蒸らしに入りました。

炊き込みご飯も問題ない炊きあがり。こちらも固形燃料が燃え尽きる前に香ばしい香りを察知したので、早めの蒸らしで実に美味しい炊きあがり。事前にしっかり吸水させると、まず米の芯は残りません。

スイートコーン缶を丸ごと入れたので、お米は1合でもかなりボリューミーです。普通に2人前の炊きあがり。お皿によそっていただきます。

併せて、「アルミホイル」を折って作った簡易クッカー的な鍋で作った白ご飯のほうも、美味しくいただきました。

まとめ

炊飯器どころかアウトドア用のクッカーやコンロ、バーナー類すら使わなくても、美味しいご飯が炊けることがよくわかりますね。今回の検証は、アウトドア用途というよりはどちらかと言えば「在宅避難時に使えるサバイバル・ノウハウ」です。空き缶コンロは固形燃料が無い場合でも、小枝や牛乳パックなどを掻き集めれば簡易ストーブとして使えます。

私たちが日常的に使っている「電気炊飯器」は、お米と水を入れてスイッチポン!で何の苦労も無く美味しいご飯が炊きあがりますが、電気がストップした途端にそうした便利な道具は役に立たなくなります。こうした素朴な手段を使うことは、「ご飯を炊くとはどういうことか」ということの本質を考える機会にもなります。

しかし、やはり「快適に・便利に使う」「効率よく温かいご飯を炊く」という観点からすれば手間のかかることに変わりはないので、やはり被災時に温かく美味しいご飯をさっと作っていただくためには、アウトドア用のクッカーやストーブ、バーナー類に日頃から使い馴れておくのがベストであるということがよく解ります。何より、それは楽しいことですから。

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