空き缶製の「固形燃料コンロ」と「アルミホイル」でご飯を炊く!
前回の記事「【検証】空き缶で「固形燃料コンロ」を作ってみる!」で、空き缶を使って固形燃料コンロを自作してみました。今回はそれを実際に使った炊飯編です。今回はなんと「アルミホイル」でご飯を炊くという実験もしてみました。
空き缶とアルミホイルで炊飯という、ちょっとしたサバイバル気分を味わえますが、まさに被災時に温かいご飯を炊いて食べるためのノウハウにもなります。
【関連記事】
・第1回:100円ショップの固形燃料で簡単湯沸かし!
・第2回:100円ショップ商品だけで、美味しいご飯を簡単に炊く!
・第3回:空き缶で「固形燃料コンロ」を作ってみる!
炊飯器どころかアウトドア用のクッカーやコンロ、バーナー類すら使わなくても、美味しいご飯が炊けることがよくわかりますね。今回の検証は、アウトドア用途というよりはどちらかと言えば「在宅避難時に使えるサバイバル・ノウハウ」です。空き缶コンロは固形燃料が無い場合でも、小枝や牛乳パックなどを掻き集めれば簡易ストーブとして使えます。
私たちが日常的に使っている「電気炊飯器」は、お米と水を入れてスイッチポン!で何の苦労も無く美味しいご飯が炊きあがりますが、電気がストップした途端にそうした便利な道具は役に立たなくなります。こうした素朴な手段を使うことは、「ご飯を炊くとはどういうことか」ということの本質を考える機会にもなります。
しかし、やはり「快適に・便利に使う」「効率よく温かいご飯を炊く」という観点からすれば手間のかかることに変わりはないので、やはり被災時に温かく美味しいご飯をさっと作っていただくためには、アウトドア用のクッカーやストーブ、バーナー類に日頃から使い馴れておくのがベストであるということがよく解ります。何より、それは楽しいことですから。
アウトドア用のクッカーとポケットサイズの固形燃料ストーブを使った、最も基本的な炊飯方法に関する記事です。