2019/03/06:宮崎県日向灘でM3.8、震度2の地震
2019/3/6は朝6時過ぎに日向灘でM3.8、震度2の地震がありました。
このあたりで過去10年間に起きた震度4以上の地震を見てみると、だいたい1〜2年に1回くらいの頻度で起きているようです。
たくさんある「小さな白い点」は米国USGSが公開している記録で、1900〜2015年までの震源です。
高知沖での地震が極端に少ないですが、このあたりは南海トラフの陸側の強い固着域に含まれ、固着域は複数存在します。
南海トラフはフィリピン海プレートが日本列島の下に沈み込んでいる場所で、年間約5〜6cm程度の速度で移動しているということで単純計算では10年間では50〜60cmほど動いていることになります。
その中でも小さな地震も少ない場所というのは、他よりもひずみが溜まっていると考えられます。
地震研究の最前線では、南海トラフ巨大地震の発生の可能性が高まるのは、一説には2030年代からという見方が出ています(特に2030年代後半)。ただ、まだまだ猶予があるとは思わずに、備えるものだけは備えておくといいでしょう。
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