2019/06/02:東京湾でM3.4、関東大震災震源域で複数の地震
2019年5月下旬から関東地方を中心に有感地震が複数起きていますが、6/2の千葉県寄りの東京湾で発生した小規模な地震は震源としては半年ぶり、かつての関東大震災(1923)と元禄関東地震(1703)の震源域に重なります。
相模トラフ付近で派生する地震の発生間隔については複数の説があり、元禄型は相模トラフ沿いの相模湾から外房を震源域として再来間隔は1000〜1500年というものと、200-300年程度の可能性もあり得るとの説もあります。
政府の地震調査委員会による今後30年内の長期評価においては、M7.9〜8.6の地震は
①関東大震災(大正型関東地震)については2014年の時点でほぼ5%以下
②元禄型関東地震(元禄関東地震)については2014年の時点でほぼ0%
となっています。
しかし、熊本地震・大阪府北部地震・北海道胆振東部地震なども発生確率がほぼ0%となっている断層帯付近で発生しているため、警戒は必要でしょう。
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