トップ 2分で読む 千葉県南部で連続地震、茨城沖でM4.5、熊本・日向灘でも小規模な地震(2021/05/15)

千葉県南部で連続地震、茨城沖でM4.5、熊本・日向灘でも小規模な地震(2021/05/15)

2021/05/15は千葉県南部で連続地震、茨城県沖でM4.5、熊本県阿蘇地方と日向灘でも小規模な地震が発生しました。注目は千葉県南部での連続地震です。昨日は東京都23区内を震源とする「小規模な首都直下地震」も発生、従来から言われている大型の首都直下地震もM8クラスは当分先と考えられますがM7クラスはいつ起きてもおかしくありません。

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2021/05/15:千葉県南部で連続地震、茨城沖でM4.5、熊本・日向灘でも小規模な地震

2021/05/15は千葉県南部で連続地震、茨城県沖でM4.5、熊本県阿蘇地方と日向灘でも小規模な地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/05/15 20:33頃千葉県南部1M3.1約20km35.2, 140.3
2021/05/15 20:04頃茨城県沖1M4.5約20km36.3, 141.6
2021/05/15 16:41頃千葉県南部1M3.1約20km35.3, 140.3
2021/05/15 15:46頃千葉県南部1M2.9約20km35.3, 140.3
2021/05/15 13:57頃千葉県南部1M3.2約20km35.3, 140.3
2021/05/15 13:52頃千葉県南部1M3.6約20km35.2, 140.3
2021/05/15 06:10頃日向灘1M3.0約40km31.8, 131.7
2021/05/15 05:59頃熊本県阿蘇地方1M2.0約10km33.0, 131.2

注目は千葉県南部での連続地震です。2021/05/15は千葉県南部で連続地震、茨城県沖でM4.5、熊本県阿蘇地方と日向灘でも小規模な地震が発生しました。注目は千葉県南部での連続地震です。

 

昨日は東京都23区内を震源とする「小規模な首都直下地震」も発生、従来から言われている大型の首都直下地震もM8クラスは当分先と考えられますが、M7クラスはいつ起きてもおかしくありません

千葉県の房総沖には北米プレート・太平洋プレート・フィリピン海プレートの3つが接する場所があり、さらに千葉県の南東側には北米プレート・ユーラシアプレート・フィリピン海プレートの3つが接する場所があり、それぞれのプレートは動き続けています。

 

そして近年、房総半島南端から南東に百数十キロ以上離れた太平洋の海底にそれぞれ160kmと300kmという巨大な活断層が発見されたというニュースがありました。

 

 

これら2つが同時かつ断層全体が動いた場合、M8〜9クラスの巨大地震が発生することが想定されており、発生した津波が東北〜関東〜東海一帯に影響を与える可能性があります。
ただ、この巨大断層に関する続報的な情報が今のところ見当たらないため、今後新たな情報の登場が待たれます。

 

我々一般市民としては、いつ大きな地震が起きても命さえ無事なら発災後の生活に対応するための備えを進めておくのみです。過去の震災や大規模地震を振り返ると、発災後はすぐに店頭に物資を買い求める人びとの行列ができました。しかし初動をやり過ごし日頃から備えてある場合はそうした行列に加わる必要は無く、被害が軽微であれば生活をいかに早く平常モードに戻していくかが課題になります。

 

大規模災害時代の今「地域の防災力」が問われていますが、同時に「備えている人びと」を日頃からネットワークしておき、イザというときにはお互いに足りない物資を融通したり情報交換し合えるようなコミュニティづくりも重要でしょう。

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