2019/12/05:茨城で続く中規模な地震
2019/12/02あたりから、茨城で中規模な有感地震が連続して発生しており、12/05も茨城北部で3回の地震がありました。
ここ数日で起きている茨城県での有感地震は下記の通りです。
【茨城県北部】
2019/12/05 15:01頃, 震度2, M3.9, 深さ10km
2019/12/05 08:38頃, 震度2, M3.9, 深さ10km
2019/12/05 08:36頃, 震度1, M3.1, 深さ10km
2019/12/04 10:38頃, 震度4, M4.8, 深さ10km
2019/12/04 10:50頃, 震度2, M3.5, 深さ10km
2019/12/04 12:01頃, 震度1, M2.6, 深さ10km
2019/12/04 17:57頃, 震度1, M3.2, 深さ10km
【茨城県南部】
2019/12/04 18:13頃, 震度3, M4.0, 深さ50km
2019/12/03 10:18頃, 震度4, M4.7, 深さ60km
2019/12/02 20:14頃, 震度1, M3.2, 深さ50km
特に茨城県北部の地震が続いています。
深さは10kmで、震源の位置は毎回ほぼ同一地点です。
また茨城と隣接する栃木でも、12/04に2度の有感地震を観測。
気象庁の見解では、いずれの地震も震源の深さや発生のメカニズムが異なり、連動発生した地震であることを示す明確な根拠はなく、関連性は不明とのことです。
【報道各社】
[日経] 関東北部で地震相次ぐ 震度3以上、関連不明
[テレ朝news] 関東北部で相次ぐ地震 今のところ「関連性なし」
[東京] 関東北部で地震相次ぐ 震度3以上、関連不明
[西日本] 関東北部で地震相次ぐ
一部メディアでは研究者の意見として「首都直下型地震の前兆」の可能性を紹介しているようです。
いずれにせよ、災害を防ぐと書く「防災」とは言ってきたものの、実際には自然災害を防ぐことは不可能です。
できることは、災害に備える「備災」です。
これまでに起きたいくつもの大きな震災も、事前にしっかりと予知予測できなかったという現代科学力の限界もあります。
そうした現実を踏まえた上で、「備え」は国や自治体だけに頼らずに個人やご家庭レベルでもおこなうことが必須と認識していきましょう。
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