トップ 2分で読む 【全国】全国的に有感地震が多い状態(2020/8/27〜8/29)

【全国】全国的に有感地震が多い状態(2020/8/27〜8/29)

2020/8/27〜8/29にかけて、全国的に有感地震が多い状態となっています。特に千島海溝〜日本海溝に沿った東日本の太平洋側では、多くの有感地震が発生、政府・地震調査研究推進本部が公開している資料によれば、東日本を中心とする太平洋側での今後30年内の地震発生確率で注目すべきポイントがあります。

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2020/8/27〜8/29:全国的に有感地震が多い状態

2020/8/27〜8/29にかけて、全国的に有感地震が多い状態となっています。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2020/08/29 20:55頃釧路沖1M4.3約40km42.4, 144.7
2020/08/29 16:14頃大分県中部1M2.0約10km33.3, 131.4
2020/08/29 10:42頃千葉県東方沖1M3.4約50km35.7, 140.8
2020/08/29 03:07頃鹿児島県薩摩地方2M2.6約10km32.2, 130.3
2020/08/28 03:20頃岩手県沿岸北部3M4.1約50km40.1, 141.8
2020/08/28 00:19頃鳥取県中部2M4.0約10km35.4, 133.9
2020/08/27 23:45頃茨城県沖2M3.7約50km36.3, 141.0
2020/08/27 23:15頃択捉島南東沖2M4.6約10km44.1, 148.0
2020/08/27 19:46頃岩手県沖1M3.8約50km39.2, 142.2
2020/08/27 17:08頃福島県沖1M4.2約30km36.7, 141.8
2020/08/27 13:13頃熊本県熊本地方1M2.6約10km32.7, 130.7
2020/08/27 12:42頃釧路沖2M3.8約60km42.6, 145.1
2020/08/27 09:48頃宮城県沖2M4.1約40km38.8, 142.1
2020/08/27 08:55頃岐阜県美濃中西部3M3.9約10km35.6, 137.0

特に千島海溝〜日本海溝に沿った東日本の太平洋側では、多くの有感地震が発生しています。

政府・地震調査研究推進本部が公開している資料によれば、東日本を中心とする太平洋側での今後30年内の地震発生確率で注目すべきポイントがあります。

『日本海溝沿いの地震活動の長期評価 概要資料』

超巨大地震    :M9.0程度 = ほぼ0%(東北地方太平洋沖型)
プレート間巨大地震:M7.9程度 = 5〜30%
ひとまわり小さいプレート間地震:M7.0〜7.5程度 = 90%程度以上
沈み込んだプレート内の地震  :M7.0〜7.5程度 = 60〜70%

 

総合的に見たM7.0〜7.5程度の「ひとまわり小さいプレート間地震」の発生確率が90%以上となっています。東北〜関東の日本海溝沿いでは今後30年内にM7〜8クラスの地震が発生する可能性が高いので、備えはしておきましょう。

 

東日本大震災以降、東北〜関東の日本海溝沿いでは依然として活発な地殻活動が継続中です。しかしデータを見ると、「地震の空白域」とみられる領域がいくつか存在します。東北〜関東であれば仙台や鹿島の陸に近い沖合、房総半島の南東沖など。

 

日本には世界に16枚しかないプレートのうち4枚が存在し、その境界において活発な地殻活動が継続している場所に位置しています。そして国内各地で楽しめる温泉や農作物を育む豊かな土壌が形成されたのは、こうした活発な地殻活動に由来する要素でもあります。

 

日本に住む以上、地震や噴火とは否応なしに付き合わざるを得ない現実を、どう受け止め乗り越えていくのか。大人世代だけでなく、子・孫の世代も含めて大局的に考えて対策を講じていく段階に入っていると言えるでしょう。

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