2021/07/19:福島会津で3連続、栃木でM3.2、千葉・奈良・宮城でも小規模な地震
2021/07/19は福島会津で3連続、栃木県南部でM3.2、千葉県北西部・奈良県・宮城県沖でも小規模な地震が発生しました。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)
発生日時 | 震源 | 震度 | 規模 | 深さ | 北緯, 東経 |
---|---|---|---|---|---|
2021/07/19 21:45頃 | 宮城県沖 | 1 | M3.1 | 約50km | 38.6, 141.8 |
2021/07/19 15:37頃 | 栃木県南部 | 1 | M3.2 | 約110km | 36.5, 140.1 |
2021/07/19 11:59頃 | 千葉県北西部 | 1 | M2.9 | 約30km | 35.9, 139.9 |
2021/07/19 08:12頃 | 奈良県 | 1 | M2.9 | 約20km | 34.5, 135.7 |
2021/07/19 05:05頃 | 福島県会津 | 1 | M3.0 | ごく浅い | 37.0, 139.3 |
2021/07/19 04:27頃 | 福島県会津 | 1 | M2.8 | ごく浅い | 37.1, 139.3 |
2021/07/19 01:02頃 | 福島県会津 | 1 | M2.4 | ごく浅い | 37.1, 139.3 |
注目は昨日から続く福島県会津での連続地震。まだ群発地震と判断できるほどの発生回数・頻度ではありませんが、今後の状況に注意したいところです。
気になる揺れの地震が起きた場合は、収まったからといって油断せず、万が一に備えて最低限家族で1週間は孤立しても何とか生活できるようにしておきましょう。
水や食料、モバイルバッテリー・懐中電灯・携帯ラジオなどに意識が行きがちですが、極めて重要な備えが「トイレ」です。簡易トイレはしっかりと備え、何もない平時に実際に使って処理方法を把握しておくことをオススメします。
女性・高齢者・乳幼児に合った備えも必要ですし、特に備蓄食料に関してはアレルギーのある方は必ず自分で備蓄しておく必要があります。避難所で配布される食料には、アレルギー表示は無い場合もあるからです。
南海トラフ巨大地震にせよ首都直下地震にせよ「秒読み」と言われて何年(数十年)も経ちますが、むしろ他の、今までノーチェックだった場所での大きな地震が数年おきに発生するなど目立つようになってきました。
「そろそろ巨大地震が来そうだから備える」という意識は長くは維持できません。むしろ日常生活の中で、地震などの大災害が起きて電気・ガス・水道などが止まっても1〜2週間は生活を維持するための備えを普段から組み込んでおくことが重要でしょう。そして事前に備える「備災」が、いざ大きな地震が起きた際の「減災」につながります。
この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)
あああああ