トップ 2分で読む 東海道沖でM5.8の異常震域を伴う深発地震発生(2021/10/21)

東海道沖でM5.8の異常震域を伴う深発地震発生(2021/10/21)

2021/10/21は東海道沖でM5.8の異常震域を伴う深発地震と、山口東部と宮城沖でも小規模な地震が発生。今回の注目は東海道南方沖での異常震域を伴った深発地震です。このあたりでは 9/14 にもM6.2・最大震度3を観測し、今回同様に震源から遠く離れた場所で揺れを観測しました。

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2021/10/21:東海道沖でM5.8の異常震域を伴う深発地震発生

2021/10/21は東海道沖でM5.8の異常震域を伴う深発地震と、山口東部と宮城沖でも小規模な地震が発生。
それぞれを時系列で列挙すると次の通りです(記事公開時点までの最新順)

発生日時震源震度規模深さ北緯, 東経
2021/10/21 17:37頃東海道南方沖3M5.8約380km32.1, 138.5
2021/10/21 16:44頃宮城県沖2M3.7約50km38.9, 142.0
2021/10/21 11:29頃山口県東部1M3.4約10km34.3, 132.0

今回の注目は東海道南方沖での異常震域を伴った深発地震です。このあたりでは 9/14 にもM6.2・最大震度3を観測し、今回同様に震源から遠く離れた場所で揺れを観測しました。

 

深発地震は震源の深さが深い地震ではありますが、明確な定義はされていません。おおむね深さ60kmまでの地震を浅発地震、60kmから200kmまでの地震を稍(やや)深発地震、200km以深で発生する地震を深発地震と位置づけています。

この深発地震が起きた際には、震源から遠く離れた場所で大きな揺れを観測する「異常震域」が発生することがあります。異常震域とは、地盤の状態やプレート構造等により震源地より遠方で震度が高くなる震度分布・現象です。

 

「異常震域」は震源の深さが深い「深発地震」で起きる傾向があるようで、海洋プレートがマントル内に沈んでスラブ(地球の地殻とマントル最上部の固い岩盤を併せた部分)となる過程で、深さが数百km付近まで沈んだところで熱や圧力により構造などが変化した時に発生すると考えられています。

 

深発地震も異常震域も決して稀有な現象ではないので、必要以上に不安を感じる必要はありません。

 

これを機会として備災・防災用品の確認や備蓄品の消費期限のチェックと補充などをおこなっておきましょう。また、緊急時の家族の連絡手段や集合場所の選定なども。イザというときにはネットやスマホが使えなくなるものです。公衆電話が自宅周辺のどこにあるのか、また公衆電話と伝言ダイヤルサービスの使い方なども把握しておくと良いでしょう。

この日、他に発生した有感地震(主に記事公開後)

【トカラ列島近海】
2021/10/21 23:18頃, 震度1, M2.8, 深さ30km, 北緯29.3度, 東経129.0度

【茨城県北部】
2021/10/21 22:55頃, 震度1, M2.9, 深さ10km, 北緯36.8度, 東経140.6度

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