2019/12/15:フィリピンでM6.8の大規模地震
2019/12/15、フィリピン南部ミンダナオ島でM6.8の大規模地震が発生し、以降、群発化とも見ることができる連続した中規模地震が続いています。
現地では子供1人が死亡、多数の負傷者が出ているとのこと。
フィリピンでは今年10月にもM6越えの地震が複数回発生し、数十人が亡くなっています。
【フィリピンで連続している地震】
2019/12/15 21:38頃 M5.3 (Kiblawan付近) 深さ約10km
2019/12/15 20:15頃 M4.7 (Kiblawan付近) 深さ約10km
2019/12/15 17:55頃 M4.7 (Malalag付近) 深さ約10km
2019/12/15 17:51頃 M4.7 (Lambayong付近) 深さ約12km
2019/12/15 16:56頃 M4.9 (Magsaysay付近) 深さ約13km
2019/12/15 16:53頃 M5.0 (Padada付近) 深さ約17km
2019/12/15 16:49頃 M5.0 (Magsaysay付近) 深さ約15km
2019/12/15 16:33頃 M4.7 (Sulop付近) 深さ約12km
2019/12/15 16:18頃 M5.0 (Goma付近) 深さ約19km
2019/12/15 16:09頃 M5.7 (Sulop付近) 深さ約10km
2019/12/15 15:52頃 M4.8 (New Baclayon付近) 深さ約10km
2019/12/15 15:34頃 M4.9 (Managa付近) 深さ約17km
2019/12/15 15:32頃 M5.0 (Kiblawan付近) 深さ約11km
2019/12/15 15:11頃 M6.8 (Magsaysay付近) 深さ約22km
12/15は日本でも、三宅島近海、宮古島近海、長野県内で小規模な有感地震。
今回のフィリピンは東南アジアとは言え12月のM6.8。
日本でもかつての阪神淡路大震災は厳冬期である1月、東日本大震災はまだ寒さのある3月です。寒い時期の大震災では電気・ガスが止まった場合、文字通りの死活問題に直結します。
いわゆる「焚き火」は、国内では基本的に法律で禁止されていますが、災害時の緊急対応の場合は許容されます。過去の大震災でもドラム缶を使った焚き火で、多くの方々が暖を取ったという話しが残っています。
とは言え、焚き火は火の粉が発生するため、場合によっては火災の原因になることもあります。石油ストーブやカセットガスストーブなどを緊急時の暖房手段として備えておくと良いかもしれません。
それぞれについて、ITOITO-STYLEのwebサイトでも記事をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【寒い冬に被災した場合や冬キャンプに役立つ「石油ストーブ」】
https://itoito.style/article/2735
【防災用品としてもおすすめの「カセットガス・ストーブ」を備えよう!】
https://itoito.style/article/4199
基本的に環太平洋火山帯では日々大きな地震が起きるものです。地球上で発生する地震の約90%はここで起きています。
出来るかぎり(可能な範囲で構いません)の備えをした上であれば、必要以上に怖がったり不安に感じることはありません。